甘いものは食べる時間が重要

甘いものは、疲れを取ってくれる癒しの食べ物ですが、ダイエットとなると食べちゃいけないと思いがち。しかし、時には食べたくなりますよね。そんなときは食べる時間を気をつければ大丈夫。

私たちの体、実は14〜15時くらいは脂肪がつきにくい時間。どうしても食べたくなったときは、この時間にヨーグルトやチョコレート1かけ、おせんべい1枚など約200kcalを目安に食べるようにします。

逆に22時以降は脂肪のつきやすさが、14時くらいに比べて10倍以上変わってくるといわれていますので、要注意!

ダイエットにおいて要となる夕食!

1日の中でカロリーが高くなりやすいのが夕食。しかし夜は臓器もお休みモードに入っていきますので、ハイカロリーな食事は脂肪になりやすく、消化不良を起こすこともあります。

だからといって夕食抜きはNG。空腹は睡眠の質を落とすことにもなります。また、寝ているときは細胞の修復や新しい細胞が作られる時間なので、その材料となる栄養分も必要となってきます。

夕食は消化のよいものを選ぶようにし、豆腐や納豆など細胞の栄養源となる良質なたんぱく質を食べるようにします。

朝と違い、塩分を排泄しやすい体内環境なので、夜は和食にするのもいいですね。

理想は朝食から12時間以内に夕食を終えるのがいいですが、仕事や家族の都合などもあるので厳しい方も多いと思います。せめて寝る2〜3時間前には終えるようにしましょう。飲酒は21時くらいでストップした方が美容にも健康にもいいですね。

 

いかがでしたか。今回は体内リズムを考えた痩せやすい食事についてご紹介いたしました。同じものを食べるなら、太りにくい方法で食べたいですよね。

株式会社Luce 代表取締役 管理栄養士、山野美容芸術短期大学講師、服部栄養専門学校特別講師、日本臨床栄養協会評議員、ダイエット指導士、ヨガ講師、サプリメント・ビタミンアドバイザーなど栄養・美容学の分野で活躍。書籍を3冊出版。本サイトではヘルスケア、食事・栄養、美容系を執筆。