パパへの要望をはっきりさせる

きっと、パパが聞きたいのは「ママがどうしていたのか」より「それで、オレにどうしろって言うんだ」です。

ママの愚痴のなかには、

  • 一人では体力的にきついから、手を貸してほしい
  • ちょっとだけ自分の時間がほしいから、子どもの相手をしてほしい。
  • 時短料理だったわりにはうまく作れた。おいしいって言ってほしい。
  • 最終的には、ほめてほしい!

などなど、ママの「○○してほしい」が、いくつも隠されています。そうした要望を言葉に変えて、伝えてみましょう。

あの、「疲れるならやめればいいじゃん」、「作らなくても買えばいいじゃん」といった、ママのがんばりを認めていないかのような(苦笑)パパお得意の"返し"。あれに対抗するには、分かりやすい結論を提示する必要があるのです。

パパに対する要求をはっきりさせて、「○○してほしい」を伝えることで、コンパクトで聞きやすい愚痴に仕上げましょう。

もしかしたら、ママが愚痴一つこぼさず飲みこんでいれば、その場は丸く収まるかもしれません。が、単純に「それって寂しくないかな」と思います。

長期的に見たら、パパの負担にならない程度に軽く愚痴るワザを身につけるほうが、パパに「オレを頼ってるのかな?」と思ってもらえる機会を作れますから、夫婦のコミュニケーションがうまくとれるのではないでしょうか。

女性の生きにくさをちょっぴり軽くするコラムニスト。医療従事者向けの情報サイトでメディカルコミュニケーターを勤めたのち、『OKGuide』にて読者のあらゆる疑問・お悩みを解消に導くガイド記事を提供している。今や絶滅寸前の女子短大卒。