入稿~掲載まではシンプルだ!企業ロゴをシール化し顔に貼るだけ

左頬にぺたっと貼った広告シールは肌荒れすることもない
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もともと顔面広告は、あの家入一真氏の率いるモノづくり集団「liverty」の1プロジェクトとして存在していた。家入氏は海外の「buy my face」からヒントを得て、顔面広告を思い立ったという。
buy my faceはイギリスで大学を卒業したば­かりの2人組男性が、学費を返済するために、自らの顔を広告板にする方法を思い付いた結果、企業から1日単位で広告料を受け取り、企業ロゴなどを顔に描くというサービスだ。

それをアレンジしてできたのが顔面広告だ。4月半ばにひょんなことから、家入氏の仕事を手伝うことになった大川氏がこのプロジェクトへ立候補をして、顔面広告は始動することとなった。1~2週間程度でスピード感を持って詳細を詰めた。

「livertyという集団の特性上、個人の可能性を見ています。チャレンジ期間の3ヶ月、果たして僕が個人としてどこまでできるのかが結果になります」

広告はサッカー日本代表の試合観戦中に観客が顔に貼っているような、汗でも落ちない素材のシール状になっている。最初は顔に直接企業ロゴなどを描こうとしていたが、色合いや形などを再現するのは難しく、画像をそのままプリントするのがいいとのことで詰めてみると、シールがいいという結論に至った。

企業からの申し込みの段階でデザイン、リンク先などが入稿されるので、それをそのまま印刷して、掲載日に貼り付けるだけ。目安は1日8時間だ。アダルト系の企業でなければ仕事は受ける。入ってくる案件の2割くらいは知人経由だが、残りは完全にサイトからの新規申込だ。営業はしていない。