広告が会話の糸口になることもある

筆者と大川氏。このように人と撮った写真はソーシャルメディア上にアップする
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それにしても人の視線は気にならないのか。危険なことはないのか。他の仕事に差し支えはないのか。気になることが多すぎる。2週間経ったくらいから「やったちゃったなと思った」と大川氏は笑う。

「人に見られることは2日目には慣れました。もう気になりません。人の視線も年代によって様々なんです。若い人はチラ見で、年配の人はじっと見てくるというか(笑)。特に危険な目に遭うことはないですね。別の仕事先に行くと『何やってるんですか?』と最初はやや怪訝な感じに見られるのですが、説明をするとおもしろがってくれたり、アイスブレークになることも」

7月上旬には「めざましテレビ」に取り上げられた。広告を貼った顔で友人・知人らと写真を撮ってソーシャルメディアに拡散すると、「テレビで見ました!」という声が多く寄せられる。取材日にも筆者との写真をFacebookへアップしたところ「大川さん! めざましテレビに出ていましたよね!」というコメントが殺到していた。次は夜の報道番組で取り上げられることを狙っているのだとか。