マーベルスタジオのオリジナルドラマシリーズ最新作「ホークアイ」が、11月24日(水)午後5時からディズニー公式動画配信サービスDisney+(ディズニープラス)独占で日米同時配信を開始する。クリスマスまでの6日間を1日1話の全6話で描く。
アベンジャーズのオリジナルメンバー“ホークアイ”ことクリント・バートンを演じて約10年になる50歳のジェレミー・レナー。予告編では、これまでと全く変わらないアクションシーンを披露しているが、そんなレナーが、長年の肉体作りへのこだわりを明かした。
ホークアイは、アイアンマンやキャプテン・アメリカのようなスーパーパワーは持っていないが、巧みな弓技術を用いてこれまで多くの敵と戦ってきた。『アベンジャーズ』(12)で本格的に登場して以来、10年にわたってシリーズを通してチームを支えてきた。
そんなホークアイを演じているレナーは、スーパーヒーローには欠かせない肉体作りについて、「作品を撮っているときは、朝4時に起きて、アクション練習や柔軟、トレーニングを8時間する。働いていないときはやらないけどね。ジムに通っていない期間はとてもうれしい気持ちだ」と、オンオフを切り替えてトレーニングをしていることを語った。
『アベンジャーズ』シリーズを通して、数多くのアクションシーンを経験してきたレナーは、撮影時の体のケアに関しては、「アクションシーン前は入念にストレッチをして体の血流をよくする」とルーティンを告白。
また、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(19)の撮影前に腕を骨折し、そのまま撮影に挑んだエピソードについて、「痛み止めを飲むとかえってけががひどくなったり、治りが遅くなるから、痛みを頭から振り払うようにする。そうすると集中力が強くなって難しいアクションもこなせるようになる」と驚くべき対処法を明らかにした。
今年で50歳を迎えるレナーは、「年齢を重ねるにつれてアクションがきついと感じるか?」という質問に、「一度もない、年を取っていると感じることはまだない」と頼もしいコメントを寄せている。
予告編でも見られるように、高層ビルから飛び降りたり、ド派手なカーチェイスを繰り広げるなど、全く年齢を感じさせないレナーのアクションから目が離せない。
本作は、『アベンジャーズ/エンドゲーム』で最凶最悪の敵サノスに勝利した後の物語。クリスマスを家族と過ごす約束をするなど、ホークアイにも、ようやく平穏な日々が訪れたかと思われたが、自身が過去に犯した過ちのせいで半強制的に戦いに巻き込まれていく。
そして、「アベンジャーズに入りたい」という、ホークアイに憧れる若き弓の名手ケイト・ビショップ(ヘイリー・スタインフェルド)が登場。
親子ほど年の離れた対照的な2人の息の合ったかけ合い、コンビネーション、弓アクションが映し出される。クリスマスまでの時間が迫る中、ホークアイは新たな脅威に打ち勝ち、無事家族のもとに帰ることができるのか。
(構成/田中雄二)