BIGLOBE、2022年の旅行に関する意識調査結果を発表

BIGLOBEは、「2022年の旅行に関する意識調査」を実施し、12月14日に調査結果の第1弾を発表した。同調査は、全国の20代~60代の男女1000人を対象にアンケート形式で実施した。調査日は12月7日~12月8日、調査方法はインターネット調査。

「現在、旅行(国内旅行)をしたいと思うか」を質問したところ、「したい」(47.4%)、「ややしたい」(19.2%)と約7割が「国内旅行をしたい」と回答。現在の国内の状況から、国内旅行への高い意欲が明らかとなった。(グラフ1参照)

「2021年10月に全国で新型コロナウイルス感染症に関する緊急事態宣言やまん延防止措置が解除されて以降、都道府県をまたぐ旅行をしたか(またはする予定がある)」を質問したところ、「2021年10月に旅行した」(13.4%)、「2021年11月に旅行した」(15.9%)、「2021年12月に旅行した・する予定」(14.1%)、「旅行していない・予定がない」(70.4%)という結果となった。(グラフ2参照)

緊急事態宣言やまん延防止措置が解除されて以降、都道府県をまたぐ旅行をした(またはする予定がある)人は約3割となり、感染状況の改善とともに旅行を再開する動きが見られた。

国内旅行または海外旅行を「したい」「ややしたい」と回答した、全国の20代から60代の男女674人に「現在、旅行をするとして、その目的や旅行先でしたいこと」を質問したところ、1位は「温泉」(71.1%)という結果に。温泉の人気の高さが浮き彫りとなった。次いで、「グルメ」(68.8%)、「観光地・景勝地めぐり」(65.9%)となった。(グラフ3参照、複数回答)

また、「宿泊先を決める基準」については、「料金」(69.1%)が最も回答が多く、新たなGo Toトラベル事業の再開が期待される。次いで「食事の内容」(53.4%)、「感染対策がきっちりしている」(45.7%)、「温泉(大浴場)がある」(44.8%)、「立地」(42.9%)という結果となった。(グラフ4参照、複数回答)

さらに、全国の20代から60代の男女1000人に「新型コロナウイルス感染症拡大前と現在を比較して、旅行の目的・したいことや宿泊先に求めることは変わったか」を質問したところ、「あまり変わらない」(33.4%)が最多となり、続く「変わらない」(26.6%)とあわせて、「変わらない」という人の方が6割と多い結果となった。

「前回(2020年)のGo Toトラベルキャンペーン実施当時と比べて、新たなGo Toトラベル事業に対する意欲に変化があるか」を質問したところ、「前回より高まっている」(18.2%)、「前回と同じくらい」(38.2%)と回答。制度変更(割引率、上限の縮小)が発表された中でも関心の高さがうかがえる。(グラフ5参照)

新たなGo Toトラベル事業に対する意欲が「高まっている」と回答した182人に、「意欲が高まっている理由」を質問したところ、「国内の感染者数が減ってきたから」(54.4%)、「旅行を我慢する期間が長くなったから」(51.6%)が5割を超えた。次いで「自分がワクチンを接種し安心感があるから」(44.5%)、「全国的にワクチン接種が進んで安心感があるから」(42.3%)とワクチン接種への安心感は4割強という結果となった。また、「経済を回したいから」、「お金を使いたい気分だから」も2割とリベンジ消費の動きもみられた。