Vegasとのライブでの学び、セットリストへのこだわりも
撮影：ハタサトシ
――セットリストはいつもメンバーの皆さんで考えるのですか？
Raychell：メンバーとプロデューサーといつも考えています。
今回のライブ「Repaint」は、Vegasさんとご一緒で、私たちの出番が2番目ということも決まっていたので、Vegasさんの演奏の後どう盛り上げていくかということを意識してセトリを組みました。RAS史上最も過酷なセトリだったと思います。
紡木吏佐：定番のブチ上がり曲全部入れました！みたいな、最初から最後まで、ず〜っと凄かったですね。
Raychell：中でも、Vegasさんのカバー曲である「Just Awake」、提供いただいた「Repaint」、新曲「CORUSCATE -DNA-」の3曲を連続でやらせていただいて。私たちにとっても挑戦でしたし、とても難しかったです。
しかも、Vegasさんが「Just Awake」をやらず、以前私たちがカバーさせていただいた「keep the heat and fire yourself up」を演奏されて。
RASのファンの皆さんは、「keep the heat and fire yourself up」はRASがやるだろう！と思っていらっしゃったと思うので、驚かれたのではないかと思います。
「Just Awake」は、アニメ『HUNTER×HUNTER』の主題歌ということで特に人気のある曲ですし、Vegasさんが会場リハーサルを見てくださっていたので、すごくすごく緊張しました。
キーボードの倉知玲鳳ちゃんが、Vegasさんの大大ファンなので、Minamiさんが観ているというだけで、「どうしよう、どうしよう」とド緊張で大変だったみたいです。
――「Fear, and Loathing in Las Vegas」ご本人に感想は聞きましたか？
Raychell：大変ありがたいことに「めっちゃカッコ良かったっす！」って言っていただいて…。
紡木吏佐：ご本人様の前で「Just Awake」を演奏するのは本当に緊張しましたね。
あと、「EXPOSE '‘Burn out!!!'’」というライブではいつもはじめにやることが多い曲を、一番最後に持ってきていたり。見せ方を色々工夫しているセトリだったと思います。
「Repaint」のアニメMVも作っていただいたのですが、そちらもライブで初公開されまして。楽曲もVegasさんカラーがすごく出ていて、ファンの方の反応が良くて、嬉しかったですね。
お互いがライブで“一番輝いている瞬間”って？
――今回のライブ「Repaint」で、紡木さんから見て、Raychellさんが、Raychellさんから見て紡木さんが、一番輝いていた瞬間は？
紡木吏佐：ええ〜っ！ずーっと輝いていますけどねえ！DJとして「後ろからしか見えない景色」ってあるんですよ。
チェルさん（Raychell）も、他のメンバーも、観客側では、もちろんカッコ良く演奏をしているのですが、私たちのセトリって本当にノンストップなんですよ。
だからお水を飲む時とか、一息つく瞬間が後ろから見えたりして。でも、またキリッとステージに戻っていくのがカッコいいなあって思って見ています。
Raychell：ありがとう〜！ CHU²（紡木吏佐）のDJプレイしている時の自由さが本当に素敵ですよね。
スクラッチをする時に、台の上に足を乗せてやったりすることもあるんですよ！ ライブ映像では、俯瞰であったり色々なアングルで撮影しているのでぜひ観ていただきたいです。
ラップも時には前に来たり、DJ台に座ったり、個性的で面白くて、自由で。歌っている時の彼女の目もすごく輝いているなと思いますね。
紡木吏佐：わあ〜、嬉しい！！
