坂折棚田(恵那市)

坂折棚田(恵那市) photo by:Takayo Kameyama さん

中野方町坂折地区の棚田は、今から400年ほど前から築かれ始め、明治時代初期にはほぼ現在の形を形成。

全国でも有数の美しい景色が評価され、平成11年には農林水産省の日本の棚田百選に認定されました。

急傾斜での水田のほとんどを、一つ一つの石で積んである石積みのあぜが特徴です。

お茶屋屋敷跡(大垣市)

お茶屋屋敷跡(大垣市) photo by:aisufieldさん

「お茶屋屋敷跡」は、徳川家康が上洛の往還にあたって造営した、将軍家専用の休泊施設の貴重な遺構。現存する唯一の遺跡です。

当時を偲ぶ土塁や空濠の一部が残っており、豪壮な居館の構えを伝えています。

4月下旬~5月上旬には東海地方有数のボタン園(個人所有)として、公開もされています。

根尾谷淡墨ザクラ(本巣市)

根尾谷淡墨ザクラ(本巣市) photo by:小林淳さん

樹齢1500余年を誇る孤高の桜。

継体天皇お手植えの桜と伝えられ、薄いピンクのつぼみは満開になれば白に、散り際には淡い墨色になることから淡墨桜と名付けられたと言われています。

樹高17.3m、幹回9.4mの大木は、山梨県の「山高神代桜」と福島県「三春滝桜」と並んで日本三大桜のひとつに数えられ、国の天然記念物に指定されています。