ユニークな「拍手コンサート」、豪華セットの演出も
久しぶりにソウルで開かれるオフライン公演であるだけに、7人のメンバーがステージの上で一緒にできる曲だけでセットリストが構成されたほか、昨年10月に同会場で行われたオンラインコンサートについて語る場面もあった。
『BTS PERMISSION TO DANCE ON STAGE - SEOUL』韓国・ソウル蚕室(チャムシル)総合運動場メインスタジアム©BIGHIT MUSIC
観客は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、歓声の代わりに歌に合わせたクラッパー(応援用小道具)と、応援棒(アミボム)の光を利用した「ウェーブ」でコンサートを盛り上げた。
BTSは「僕たちももう(デビュー)10年目だが、10年間一度もなく、今後の10年間もないであろうユニークな無歓声コンサート」とし、今回のコンサートを「拍手コンサート」と命名した。
『BTS PERMISSION TO DANCE ON STAGE - SEOUL』韓国・ソウル蚕室(チャムシル)総合運動場メインスタジアム©BIGHIT MUSIC
また、BTSとファンが集中し合えるよう「出会い」そのものに焦点が当てられ、上下前後に転換できる可変型「移動式大型LED」が中央ステージに設置された。
会場で観覧するファンたちはBTSのパフォーマンスをよりリアルに楽しむことができ、オンラインストリーミングとライブビューイングを通じて公演を楽しむ観客たちにも現場の熱気がリアルに伝わった。
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