9月のソウル公演を皮切りに、10月3日の初・福岡公演からスタートしたコンサートツアー「2025 Kep1er CONCERT TOUR [Into The Orbit : Kep1asia]」。最終ステージであり、初の京都公演(12月12、14日のロームシアター京都メインホール)を目前に、10月に開催された東京ガーデンシアターでの熱狂のステージをレポートします。

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熱気あふれる会場に純白衣装のメンバーが登場!

暗転したステージに純白の衣装を身にまとったメンバーが現れると、会場のそこかしこから名前を呼ぶKep1ian(ケプリアン:ファンネーム)の声が聞こえてくる。オープニングを飾るのは、華やかな群舞が魅力の「MVSK (Japanese ver.)」。「想像した世界、今見せるよ」「夢を今現実に」と歌うこの曲で、最上階までびっしり埋まった観客たちをKep1erの世界に誘っていく。

続く「LVLY」では、XIAOTING(シャオティン)とDAYEON(ダヨン)が色気だだ漏れのダンスを披露し、会場を盛り上げる。「Yum」は“これぞKep1er”といえるパワフルなパフォーマンス。サビのリフレインが脳を刺激する「Don’t Be Dumb」まで、アグレッシブなナンバーで休みなく駆け抜けた。

ここで最初のMCタイム。

リーダーのYUJIN(ユジン)は観客席を見まわしながら、「うわあ。わあ~!4階までありがとうございます!」と感激の面持ち。CHAEHYUN(チェヒョン)は流ちょうな日本語で「もっと大きく~」と歓声をあおると、「2階、3階、4階のみんなも私たちが見えていますか? 熱気がすごいですね!」と満面の笑みをみせた。

「(日本語で)4階までいっぱいで幸せです。怖くない? 高っ!」とDAYEON。HIKARU(ヒカル)も、立ちっぱなしの観客たちを見て「自分の足は自分で守ってくださいね」と心配すると、「あ! でも、2階から4階の人たちはもう座ってるね。いいね」と早速の観客いじりで、会場を沸かせる。

YUJIN(ユジン)

YOUNGEUN(ヨンウン)が作詞に参加したという「Drip」で会場の雰囲気は一転。雨の降る映像をバックに、傘を手にしたメンバーがくるくると舞うパフォーマンスで幻想的な世界に引き込むと、「Straight Line」ではKep1ianが力強い掛け声でメンバーを後押しする。

セカンドセクションは、3組に分かれて様々なコンセプトのカバー曲を披露するユニットステージ。

トップバッターは、YUJINとXIAOTING。ユニット・Trouble Makerの「Trouble Maker」で、二人が顔を近づけたり、XIAOTINGがYUJINを抱きしめたりと、なまめかしいパフォーマンスで客席の目を奪う。最後はYUJINが客席に背を向け、キスをしているようなポーズ! これには、Kep1ianの悲鳴(?)と、どよめきが止まらなかった。

“ヒヒズ”(HIKARU&HUENING BAHIYYIH)は「That Girl」(Paul Russell)をパフォーマンス。それぞれ手にしていたぬいぐるみを観客席にINしてスタート。グルーブ感いっぱいの音楽で楽しませた。

黒シャツと白シャツで決めたDAYEONとCHAEHYUNは、東方神起の「MIROTIC」をパッショナブルにプレイ。サビの応援法もばっちりで、会場は一体感に包まれる。

続く「Giddy (Japanese ver.)」「TIPI-TAP (Japanese ver.)」など日本語バージョンの楽曲で熱気をグングンあげていくと、「Back to the City」では、曲の合間でダンスバトルが勃発!

“オンニズ(お姉さん組)”と“ドンセンズ(妹組)”に分かれて対決したのだが、なぜかバトル中ずっと爆笑しっぱなしのHIKARU。最後は思わず「あ~おもしろい」と心の声がマイクからもえ聞こえてしまう。実は、このダンスバトル、“真剣モードではなく、楽しくやろう”という事前打ち合わせがあったそう。だが、実際にステージに上がってみると様子が違ったようで「みんなが必死すぎる」とHIKARU。その言葉に「がんばったのにぃ!」とすねるYUJINとCHAEHYUNがかわいかった。

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