現在BS日テレとTVerで放送・配信中の『2025日韓歌王戦』。同番組の出演者が一堂に会するコンサート『現役歌王 ALL STAR DREAM MATCH』が、11月1日(土)に東京国際フォーラム ホールAで開催される。日本のファンたちの前でステージを初披露する公演を間近に控え、日本代表TOP7にコンサートの意気込みや収録の裏話を聞いた。
日本代表TOP7は、前哨戦として放送された『現役歌王JAPAN』を経て、優勝したNovelbrightの竹中雄大(29)と、ファイナリストのMasaya(32)、TAKUYA(31)、Juni(23)、SHU(30)、木本慎之介(22)、Shin(30)で構成される。歌手デビューを夢見る現役0年目から、海外公演も行う現役12年目まで、芸歴もジャンルも異なる個性豊かな7人が集まった。
悔しい気持ちや励ましを糧に戦い抜いた
――まずは『2025日韓歌王戦』への出場をかけて行われた『現役歌王JAPAN』について聞かせてください。『現役歌王JAPAN』で最も印象に残っているステージは?
Juni:敗者復活戦の『負けないで』(ZARD)はすごく感動しました。
Masaya:『負けないで』は、僕、SHUくん、海蔵亮太くん、川合結人くんの4人で披露しました。正直、その前のバトルでTUBEさんの『シーズン・イン・ザ・サン』を披露した時は、自分の好きな曲だし、勝つ未来しか見えていませんでした。だから、敗者復活戦をすることになった時は気持ちが追いつかなくて。僕の中でもいちばん強烈に残っています。
SHU:名前を呼ばれた順に『負けないで』か『最後の雨』(中西保志)を選択するのですが、僕は2曲とも得意ではなかったし、定員が埋まって自動的に『負けないで』のチームになったこともあって、「終わった」と思いました。
――敗者復活戦はほかの対決とは異なり、その場ですぐに披露しないといけなかったですよね。
SHU:はい。収録は来週かなと思っていたら、「1時間後にやります」と言われて、クレイジーだなって(笑)。
全員:(笑)
Masaya:韓国で収録していたので、「まだ韓国にいたい」という思いが強かったです。落ち込んだままの自分を奮い立たせたくて『負けないで』を選びました。それが画面の向こうで見てくれている人たちにも伝わったのかなと思います。
竹中:印象に残ったステージだと、決勝でTAKUYAくんが歌った『僕が一番欲しかったもの』(槇原敬之)もめっちゃよかった。TAKUYAくんの声とすごくよく合っていたし、敗者復活戦で勝ち上がったという感情もめっちゃ乗っかっていて、グッと来ましたね。
TAKUYA:そう言ってもらえてうれしい。勝ち負けを決める戦いではあるけれど、それ以上に、みんなと仲良くなって、青春できたことが大切な経験になりました。それが曲の内容ともリンクして、素直に気持ちが入ったんだと思います。
――審査員団には、宮本亞門さん、Zeebraさんといったエンタメ界のレジェンドたちが勢ぞろいしました。特に記憶に残っているフィードバックやアドバイスはありますか?
Shin:第3回でサザンオールスターズさんの『TSUNAMI』を海蔵さんとデュエットした時に、宮本亞門さんから「海蔵さんが太陽なら、Shinさんは月のようだ」という言葉をいただきました。それがすごく心に響いて、今も印象に残っています。
Juni:ユン・ミョンソンさんに「この子は白鳥になれる」と言ってもらえたことです。第1次予選は審査員団の方たちが別室にいたので、僕たちも放送でリアクションを知ったんです。本当に光栄でした。
竹中:僕も、ユン・ミョンソンさんから「あなたは日本を代表するアーティストになれる」と言ってもらえたことですね。歌っている姿がまるでライブを見ているようだったと。僕自身そういう気持ちで挑んでいたのでうれしかったです。
木本:僕は現役0年目ということもあって、審査員団の方たちの「可能性がある」という言葉が自信につながりました。
TAKUYA:僕も最初に雄大くんから「すごい可能性があると思う」と言ってもらえたこと(笑)。
竹中:同じ参加者なのにな(笑)。しかも、TAKUYAくんのことを年下だと思っていたので、え、年上!? ってなって(笑)。
TAKUYA:めっちゃ面白かったよね(笑)。


































