『背徳の王宮』メイキング ©2015 LOTTE ENTERTAINMENT All Rights Reserved.

『コンフェッション 友の告白』『私は王である!』などで人気俳優チュ・ジフンが大胆なベットシーンに初挑戦したことでも話題となっている映画『背徳の王宮』(ミン・ギュドン監督、3月19日全国公開)。

快楽をむさぼる暴君と、王を利用し天下を取ろうとする家臣、生きるために“王の女”の座を目指す1万人もの美女たちによる、権力の座を奪いあう愛憎劇。家臣の視点で見つめた時代の騒乱と、暴君としてだけではない“人間・燕山君(ヨンサングン)”の知られざる一面などが、これまでの王朝絵巻とは異なる新鮮な視点で描かれる。

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チュ・ジフンが演じるのは、野心を抱く家臣イム・スンジェ。これまでに備わったカリスマ性を極限まで高め、緊迫の人間ドラマに深い奥行きを与える役どころだ。劇中、本格的なアクションを披露している。3月19日(土)の全国公開に先駆け、主演チュ・ジフンに話を聞いた。

チュ・ジフン

――この役を演じるにあたり、ダイエットをしたと聞きました。

チュ・ジフン「監督と役のスタイルについての相談をしました。実際映画の中でも私の全身はほんの数十秒程度しか登場しませんが、その短い時間のために7か月ほど体を絞りました。

肉体美を扱った作品ではなく、私の役は武官でもなかったので、たくさん見せる必要はなかったでしょう。だけど監督から、本作は商業映画だし、観客たちに向けてサービスシーンを入れたいと言われたのです。

すべてを考えてみても、実際それを選ぶかどうかの問題に過ぎません。しかしキャラクター上は問題ないと思いました」

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