JD1


韓国では知らない人はいないほどのトロット歌手、ジョン・ドンウォンだが、K-POP界では彼そっくりのアイドルが席巻中。

その正体は、ジョン・ドンウォンがさまざまなジャンルに挑戦するために作った“AIアイドル”JD1だ。

今回イベントで来日したJD1にコンタクトを取り、インタビューに成功。また、曲の雰囲気をイメージしたセルカにもチャレンジ。JD1っていったい何者なのか? その素顔に迫ります。

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  • JD1
  • 1stシングル『who Am I』をイメージ 撮影:JD1
  • 2ndシングル『ERROR 405』をイメージ 撮影:JD1
  • 2ndシングル『ERROR 405』をイメージ 撮影:JD1
  • 1stシングル『who Am I』をイメージしたセルカ 撮影:JD1

トロット王子が夢をかなえるため“AIアイドル”が誕生!

韓国で“トロット王子”“国民の孫”と呼ばれ、音楽活動だけでなく俳優業にバラエティーへの出演とマルチに活躍するジョン・ドンウォン。

彼が制作したことでも話題の“AIアイドル”JD1がプロモーションのため初来日。今後の日本活動や憧れの先輩についても語ってもらった。

――初めて取材させていただくので、プロフィールからお聞きしたいです。身長、体重、年齢、血液型は?

身長は175センチぐらいで、体重は54キロほど。ジョン・ドンウォンさんと同じです。ドンウォンさんは17歳でAB型です。

――MBTIは?

僕は、ESTJ 。ドンウォンさんは、ESFJのときもあるし、ESTJのときもあります。

――アーティスト目指したきっかけを教えてください。

JD1は、制作者であるドンウォンさんが音楽のジャンルを広げるために2年ほどの準備期間を経て作ったものです。

トロット歌手や俳優、番組のMCとさまざまなジャンルで活動しているドンウォンさんですが、K-POPにも挑戦したい、アイドルとしての完璧な姿をお見せしたいと考えてJD1というAIアイドルを誕生させました。

――制作者であるドンウォンさんがトロット歌手になりたいと思った理由は?

祖父母と一緒に育った町の行事でトロットを歌うようになったのがきっかけです。

1stシングル『who Am I』をイメージ 撮影:JD1

――今年1月にリリースした1stシングル『who Am I』が音楽番組で1位候補に。大きな反響から“怪物新人”と呼ばれていると聞きました。

本当に光栄です。まだ、デビューしたばかりなのに、あだ名みたいなものもつけていただけたことがちょっと不思議で。

呼んでくださるあだ名にふさわしいよう皆さんの期待に応えることができるように頑張ります!

――制作者のドンウォンさんは、この反響を予想していたのでしょうか?

一生懸命準備したので、どうやら予想通りだったようです(笑)。

2ndシングル『ERROR 405』をイメージ 撮影:JD1

――2ndシングル『ERROR 405』の日本語バージョンが8月23日に日本でリリースされました。どんな曲ですか?

感情を持たないロボットが、初めて愛という感情を知ったことでエラーが出てしまったという内容の曲です。

韓国語の歌詞の日本語訳を音楽ユニット・JBJ95の髙田健太さんにお願いしました。

健太先生は、レコーディングにも立ち会ってくださって。横でずっと日本語の発音を教えてくれました。

特に小さい“つ”の発音が難しかったですね。

――出来上がった曲聞いて、先生はなんとおっしゃったのですか?

思ったより上手ですねって(苦笑)。

日本語上達のため大先輩の持ちネタで勉強!?

――今後の日本活動の目標は?

『ERROR 405』のプロモーションイベントとして、ファンミーティングのようなイベントを日本で開催したのですが、ファンの皆さんにお会いできてうれしかったです。

日本ではロックが人気だと聞いて、個人的にも好きなジャンルでもあるので挑戦してみたいですね。

――『ERROR 405』はAIが恋をするという特別な経験を描いています。JD1さんにとっての特別な経験や出会いが最近ありましたか?

初めて日本で活動していることが特別な経験で、日本のファンの皆さんとお会いできたことが特別な出会いです。

日本のみなさんは、僕が“”大好き”とか“愛してる”と伝えたとき、ちょっと恥ずかしそうなリアクションをしてくれて、その姿を見ると「ドキドキです」(日本語で)。

2ndシングル『ERROR 405』をイメージ 撮影:JD1

――撮影時にも「かわいい」や「5分くらい」と日本語の単語をいくつも口にしていました。日本語の勉強をしているのですか?

はい。韓国で個人レッスンを受けています。あと、時間があれば単語帳を見るようにしていますね。

それと、米津玄師さんの曲を聴きながら勉強しています。

――どのくらいの日本語レベルにしたいと思っていますか?

グンちゃん、チャン・グンソクさんぐらいになりたいです。日本語でトークをしている映像をいくつか見たことがあって。

いつか、お会いしたいと思っている先輩です。あと、ジュンちゃん、ジュンス先輩も憧れです。

以前、オーディション番組で共演したことがきっかけで連絡を取り合うようになりました。

ジュンス先輩が日本で活動されていたときの映像も見たことがありますよ!

――ジュンスさんといえば、日本語を覚えるために勉強した“親父ギャグ”を音楽番組などで披露されていた記憶があります。「お尻ペンペン、ボールペン」などの。

それ、知ってます! 映像を見ました!! 他にどんな親父ギャグがあるんですか? 教えていただきたいです。

――「卵の“黄身”も好きだけど、“君”も好き」とか。

「ありがとうございます」(日本語)。僕も勉強します!

――ジュンスさんに使用許可をもらって、使ってください!

「分かりました」(日本語)。

JD1はファンの声援と熱い愛でフル充電!

――改めて、JD1さんが感じる制作者のジョン・ドンウォンの魅力とは?

イケメンで、運動もできて、なんでもできてしまう優しい人です。日本語もちょっとできますよ。はははは。

――完璧な方ですね。弱点はあるのでしょうか?

ドンウォンさんはなんでもよくできてしまう人ですが、興味があるかどうかによって習得力に少し差があります。

興味を感じなければ、学ぶ速度が少し遅いところがあるかもしれません(苦笑)。

1stシングル『who Am I』をイメージ 撮影:JD1

――JD1さんは、ファンの愛で充電されます。ドンウォンさんは、どんなことでパワーを充電されていると思いますか?

ドンウォンさんも僕と同じで、ファンの方の声援と愛がないとパワーが出ないと思います。

いまの僕は、昨日、ファンのみなさんと会ったので半分ぐらい充電されている状態です。

――声援と愛をくれるファンの皆さんへメッセージを。

日本活動をスタートさせました。少し足りない部分もあるかもしれませんが、今後も頑張っていくので、もっともっと愛してください。

そして、今後の活動に期待してください!!

JD1
2024年1月11日に1stシングル『who Am I』でデビュー。トロット歌手ジョン・ドンウォンがさまざまな活動をするために製作した“AIアイドル”。韓国では新人ながら音楽番組で1位候補になるほどの人気を誇る。5月23日に2ndシングル『ERROR 405』をリリース。

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