セブンスポットのもう一つの目玉、高速インターネット接続
「セブンスポット」の高速インターネット接続について記者は気になっていました。
今年の7月に、セブン&アイ・ホールディングスとNTT東日本が「店舗や光ブロードバンドサービス等、両社の持つリソースを活用した包括的な協業を行い、より多くのお客様に便利と安心を提供できる「生活インフラ」の構築に協同で取り組んでいく」と合意し、「店舗にNTT東日本の光ブロードバンドサービス「フレッツ光」を利用した、Wi-Fi環境(無線LAN環境)を構築」と明記されていたからです。
開始当初は都内23区のセブン-イレブンやイトーヨーカドー、西武池袋本店、デニーズなど約650店舗だが、’13年度には国内約14,000店舗と日本最大級のWi-Fi網を目指すとのことです。期待持てますね。
そこで、スマートフォン、タブレット、PCそれぞれでスピードテストを実施しました。
なお、店舗や環境、お持ちのデバイスによって接続速度に差が出るので参考までにとらえてください。接続テストの計測には、BNRスピードテストを利用しました。
ではいざスピードテスト!
●スマートフォン(iPhone4S)
1回目 29.67Mbps 2回目 24.46Mbps
●タブレット端末(iPad2)
1回目 31.82Mbps 2回目 25.54Mbps
●ノートPC(MacBook Air)
1回目 11.19Mbps 2回目 6.77Mbps
な、なんだこれは!
爆速!速すぎ!快適すぎるぞーーーー!!
「セブンスポット」を使用していて、終始感じたのがネットワークの速さと快適性。AKB48の壁紙も一瞬でしたし、ニンテンドーゾーンもサクサク、PCのブラウジングも滑らかでした。
他のWi-Fiスポットだと、実測値的には1Mbpsからよくても数Mbps程度。3G環境の実測値を500KB程度なので、実に60倍以上ものスピードを出していることになります。
これはすごい……。正直驚きました。
スマートフォンの普及で、Wi-Fiをはじめとするインターネットは社内インフラの一つとして日常生活にもはやかかせないものになっているのは事実。今後、規模とコンテンツ力に勝る「セブンスポット」が、エンターテイメントを発信するメディア、Eコマースのための支援ツール、そして地域のインフラとして今後大きな存在感を発揮するものになる日も遠くはないかもしれない。開始初日、「セブンスポット」を体験して感じました。