Instagramの「リポスト」はTwitterの「リツイート」?(画像はイメージ)

【こっそりミームを教えます・35】 日々SNSやネット上で生まれているミームたち。近頃「#repost」や「#regram」のハッシュタグをよく見るが、どんな意味があるのかご存知だろうか。SNSの中でも特にInstagramで見かけるハッシュタグ。今回はそんな「リポスト(リグラム)」について解説しよう。

 

便利な「リポスト」も使う際は注意が必要

「リポスト」を簡単に言うと、Instagramにおいて他ユーザーの投稿を自分のフィードに再投稿してシェアすること。リグラムとも呼ぶ。Twitterの「リツイート」に近いイメージと言うと分かりやすいだろう。

InstagramにはTwitterとは違いワンタッチでリポストできる機能はないが、自分のストーリーズに貼り付けてからシェアしたり、リポストアプリを使う方法があるようだ。ちなみに、専用アプリを使ってリポストすると、リポストした画像に“リポストマーク”が付くので「シェアされた投稿」だということが分かるようになっている。

では、なぜわざわざアプリを入れたりと手順を踏んでまで他人の投稿を自分のアカウントに投稿し直すのか。好みの投稿をリポストすることで、「自分はこういうのが好き」と周囲にアピールする目的もあるだろう。また、友達の投稿に自分が写っている場合には、リポストすれば自身のフォロワーにも写真を見てもらえる。自分で画像を用意してコンテンツを作らなくても、手軽に拡散できるのだ。

便利に使えるリポストだが、利用する際には少し注意が必要である。まずは、できる限りリポスト元のユーザーに許可を取ること。再投稿する際にはキャプションにリポストである旨を記載し、元ユーザーのアカウントをメンションする、また画像は加工しないなど投稿者への配慮を忘れずにおこなおう。無用なトラブルを避けるためにも、きちんとマナーを守って利用したい。(フリーライター・井原亘)

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■Profile

井原亘

元PR会社社員の30代男性。現在は流行のモノや現象を追いかけるフリーライターとして活動中。ネットサーフィンとSNS巡回が大好きで、暇さえあればスマホをチェックしている