鮮やかなブルーが眩しい、おもちゃみたいなグミ

YouTubeやTikTokで紹介されたことにより、数年前に世界的ブームとなったドイツ・MEDERER社の「Trolliプラネットグミ」。この商品が再び注目を集めているという。というのもコロナ規制緩和の影響もあり、Instagramなどでの「映えブーム」が再燃しているのだ。そこで今回は、新たな映えブームに乗っかるため、この地球グミをゲットし、おじさんなりの映え写真にチャレンジしてみよう。と思いきや・・・とんでもない方向に!

 

騙された腹いせに、ブチ切れレビュー公開!

Amazonで簡単に手に入ったこちら。ほうほう、ドイツの会社だけどなぜか説明文は全て中国語なのね、なんてぼんやり考えながらいろいろ調べてみると、完全に偽物をつかまされた様子。どうやら中国語や韓国語が印字されているものは偽物らしい。

マジかい!映え写真に挑戦しようとした矢先、最初の一歩から失敗してしまう残念なおじさん。いや、本当に残念なのは騙す人間の心だろ!と半ギレをぶちかまし、こちらの偽商品をしっかりと紹介しつつ、さらに映え写真までチャレンジしようと心に誓った。

ということでパッケージを観察するとなんだかよくわからない笑顔の外国人やカラフルなキャラクターの姿が。彼らに罪はないのか、それとも悪の元凶なのか、よくわからないのでとりあえずデコピンをかましておいた。

そして封を開けると、柔らかめのプラスチックに入った偽地球がゴロリと5つだけ出てきた。しかしなかなかの出来栄えに、お恥ずかしながら若干テンションアップ。観察するとそれなりにきちんとした地球が描かれている。よくみると日本もあって、なんならギリ北海道的な部分も見える。「そこは真面目なんかい!」とまたもデコピンをくらわせた。

次にプラスチックのケースから出してみると、ええー!これありなんー?ただ青くて丸いグミがゴロリと登場。なんと地球の絵は外したプラスチック側に描かれているのだ。ただ本家もそうらしく「そこは本家も頑張らんかい!」と、とばっちりをくらわせた。

ちなみに本家には、マグマをイメージしたという赤いソースが中心部に入っているらしい。ではこの偽物は?と、包丁を入れてみると……偽地球からしっかり出ました偽マグマ。「おい!ここは逆に何も入ってませんでしたー、が正解やろがい!」とツッコミ。

では、いよいよ実食!パクリ食べてみると、偽物だからかマシュマロとグミの中間みたいな、なんとも奇妙な食感。「ふにゃっとしとんなあ!おい!」。味はかなりの甘さで、ブルーハワイみたいな感じ。偽マグマはグレープ味で、これはちょっと美味く感じなくもない。「これはちょっと美味く感じなくもないんかい!」。

偽物地球グミを使ったおじさん映え写真館

というわけで、偽物を使っておじさんなりの映え写真にチャレンジしてみた。以下がそれらの写真とタイトルだ。

いかがだろうか?筆者的には、映え写真のことがよくわからないから、まぁこんなもんだろうと満足している。3作品もできたし偽物をつかまされた怒りもどこへやらだ。と、落ち着きつつあったその時、身体の異変に気づいた!

おいおーい!舌がゾンビみたいな色になっとるやないかーい!おじさん、これから大切な合コンなのに、どうしてくれるんじゃーい!第一印象ゾンビって逆にモテたりしないかなー!ちなみに、歯を磨いても2時間はゾンビ状態でした。そして合コンではゾンビ関係なくモテませんでした。(エフェクト・山葉のぶゆき)

※記事中の価格は購入時もの