京成バラ園、夏のライトアップイベント「イルミナイトガーデン」を7月に開催

京成バラ園芸は7月9日~30日の毎週土曜日と7月17日・18日に、同社が運営する京成バラ園(千葉県八千代市)にて、夏のライトアップイベント「イルミナイトガーデン」を開催する。入園料(通常入園料+イルミナイトガーデン入園料)は2000円。

イルミナイトガーデンは、日本あかり博によるライトアップイベントで、夏バラの一部をライトアップするほか、三つの温室それぞれに展開されるあかりのインスタレーション作品群が楽しめる。

今春に誕生した新アトラクションであるメリーゴーランド「ブリリアント ツリー」は、夜間ライトアップ時の色彩を際立たせるために回転木馬としては珍しい“黒馬”と“黒い支柱”を備えた漆黒のメリーゴーランドで、バラ科のフルーツであるリンゴのランプやガラス作家が製作した宝石などが散りばめられている。シャボン玉が飛び出すバブルガンを片手に乗車して、色彩とシャボン玉に包まれた乗馬を楽しめる。

ブリリアント ツリーの設置会場はローズガーデン「大温室」(手前)で、乗馬料は1名あたり700円(別途、「イルミナイトガーデン」入園料が必要。

ローズガーデン「大温室」(奥)には、年間を通して日中の見学が中心である「光とバラのインスタレーション」の、年に一度の夜間展示が行われる。天井高10mのガラス温室内で、インスタレーション中央に配されたミラーボールが回転することで、光の粒が飛び交う幻想的なライトアップが楽しめる。

ローズガーデン「大温室」(中央)には、ソフトクリームリーディングカンパニー「日世」とのコラボレーションによる、約30個のソフトクリームスタンドとラバーのアヒルがライトアップされたアート作品が、ガラスの回廊に配置される。

バックヤードエリアを活用したガラス温室の特設ライトアップバー「スポットライト」では、特設バーカウンターやキッチンカーが楽しめるフード&ドリンクコーナーを限定オープンする。バラを育成するための広大なバックヤードエリアの一部に、ライトアップされたフラワーガゼボ(アートフラワーを使用)のオブジェクトを設置し、普段は入れない特別な空間で飲食を楽しめる。

なお「スポットライト」では、線香花火を製造する筒井時正玩具花火製造所が、独自の技術革新によって製造した、火球が大きく遠くまで飛び、4変化する高品質な線香花火をはじめとする、同社のさまざまな花火を体験できる。数量限定で、料金は1セット(線香花火×5本、手持ち花火×1本)1000円。

そのほか、ローズガーデンの中央に位置する噴水には、暗闇の中でライトアップした噴水とその水面に浮かぶラバーのアヒルたちによるアート作品「フローティングアヒル」が設置され、静寂な空間で噴水から流れ落ちる水音を聞きながら、かわいらしい演出を楽しめる。

「イルミナイトガーデン」の開催時間は18時30分~21時(最終入園20時30分)。

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