子どもの「くつ」失敗しない選び方＆おうちでできる「簡単・買い替え目安チェック」（1/2）

子どものくつの選び方と、買い替えの目安を自宅でチェックする方法をご紹介します。子どもの足の成長を第一に考えた正しいくつ選びをしてみましょう。買い替えの目安を自宅でチェックする方法もご紹介します。

健康な体をつくるためには、まずは正しい足の成長から。毎日履くものだからこそ、正しい「くつ」を選びたいですよね。

「なんとなくかわいいから」「サイズが合っていそうだから」だけで選ぶと、実は足に負担をかけてしまうことも。

今回は子どものくつを幅広く扱う「IFME」の担当者に、くつを選ぶときの失敗しない基本ポイントを聞きました。おうちで簡単に「買い替え時期の目安」をチェックする方法もご紹介します。

正しくくつを選ぶには？基本から見落としがちなポイントまで

まずは「つま先のゆとり」をチェック。

運動量の多い指先が自由に動かせるスペースが必要です。つま先に5～8mmほどゆとりのあるくつを選びましょう。

子どもの足は歩くためのアーチが成長途中のため、しっかり指を動かせる靴で、正しい足の成長を促すことが大事です。

次にチェックしたいのが「かかとの安定感」です。

足の骨が未発達な子どもは、指とかかとでバランスをとっています。

かかとがグラグラしてしまう靴は、バランスが崩れたり、歩き方にクセがついたりすることも。立ったときに安定しているか、ほどよい弾力があるかをチェックしましょう。

靴が「どこで曲がるか」も実は見逃せないポイントです。

人の足は指の付け根付近で曲がるため、靴も同じ位置で自然に曲がる必要があります。

足が曲がる位置と靴が曲がる位置がずれていると、歩くときに余計な負担が生じたり、歩きづらさにつながったりします。

かといって柔らかすぎる素材の靴もNG。適度な硬さで、足の動きに合うように曲がるくつを選んであげましょう。

お店では片足だけでなく必ず「両足履き」で歩かせてみてください。

左右の足の大きさや形は意外と違います。両足で履いたとき、どこかが当たっていないか、脱げやすくないか、姿勢や歩き方が崩れていないかを確認することが大切です。