「初恋の悪魔」 (C)日本テレビ

 林遣都と仲野太賀がW主演するドラマ「初恋の悪魔」(日本テレビ系)の第1話が、16日に放送された。

 本作は、警察署に勤めているものの、捜査権のない訳ありの4人が、刑事とは違った感性と推理で難事件を解明するミステリアスコメディー。(※以下、ネタバレあり)

 境川警察署・総務課職員の悠日(仲野)は、署長の雪松(伊藤英明)から、ある失敗をして停職処分中の刑事・鈴之介(林)の監視を命じられる。

 刑事だった悠日の兄は、捜査中の事故で殉職したのだが、雪松は鈴之介が兄の死に関わっているかもしれないというのだ。

 思いがけない命令に戸惑いながらも、鈴之介の家を訪ねた悠日は、署内で行っているアンケート調査と称して鈴之介から話を聞く。

 そんな折、悠日は会計課の琉夏(柄本佑)から、現在所轄で捜査中の病院での転落死事件の真相を突き止めてほしいと頼まれる。

 琉夏がひそかに心を寄せる刑事課の新人刑事・渚(佐久間由衣)に手柄を立てさせたいというのだ。

 悠日は、鈴之介のことを思い出し、琉夏を連れて鈴之介の家を訪ねる。事件の概要を聞いた鈴之介は興味津々の様子で、3人は捜査会議を始める。

 その後、捜査資料室に侵入した悠日と琉夏は、生活安全課の刑事・星砂(松岡茉優)が同じ事件を調べていると知り、彼女に協力を頼む。こうして、捜査権のない4人が事件解決に乗り出した。

 放送終了後、SNS上には、「見る前から面白いの決定していたけど、見たらやっぱり面白かった」「太賀くんも遣都くんも、やっぱり最高」などの感想が寄せられた。

 また、本作は「Mother」や「大豆田とわ子と三人の元夫」などを手掛けた坂元裕二が脚本を執筆している。

 それについて、「登場人物がみんな変だし、何が起きるか、どう転ぶのか全く分からなくて、コミカルなんだけどゾワゾワして、感情が迷子になる感覚。癖になりそう」「面倒くさい変人しかいないのに、回を重ねるごとにたぶん大好きになっちゃうのは、さすがの坂元脚本」「初回から伏線が散りばめられている」などのコメントも多数集まった。