エイベックスが主催する野外音楽フェス「a-nation stadium fes.」の東京公演が8月31日と9月1日、東京・味の素スタジアムで開催。初日は東方神起ら全14組のアーティストが5万5000人を熱狂させた。
この日は、東方神起とSUPER JUNIORの韓国出身アーティストの勢いが目立った。特に、トリを飾った東方神起のステージは圧巻。客席が、同フェスのテーマカラーである青から東方神起の赤に一変し、自然と沸き上がる「東方神起」コール。単独公演かと見紛う光景の中、ふたりは『Catch Me -If you wanna-』でエンジンをかけると、会場のボルテージは一気に上昇、大歓声がスタジアムの空に響き渡った。そして、「今日、ヤバイ(最高)ですね! 楽しむ準備はOK?」(ユンホ)とふたりは新曲『SCREAM』(9月4日発売)等、全8曲で気迫のパフォーマンスを展開。『OCEAN』をはじめとするサーマーソングのメドレーでは、それぞれトロッコに乗ってアリーナを回りながら、カラーボールやフリスビーなどを客席にプレゼント。最後は「皆さんとひとつになった気がしてすごく幸せでした」(ユンホ)、「これからも応援してください」(チャンミン)と挨拶し、終わりと見せかけて『Somebody To Love』を披露。会場が一体となってジャンプしながらタオルを振り回し、大盛り上がりだった。
SUPER JUNIORも熱狂のパフォーマンスで魅せた。『SUPERMAN』で会場を荘厳な雰囲気で包んで登場したメンバーは、同フェスへの2年連続出演に感激の様子で「このステージでまた皆さんに会えて、本当に嬉しいです」(リョウク)、「皆さん、ヤバイです!」(キュヒョン)と大はしゃぎ。「皆さん、幸せになる準備は出来ましたか?」(ドンへ)と煽ると、日本初アルバム収録曲『Hero』やヒット曲など全6曲をパフォーマンスし、観客を熱狂の渦に巻き込んだ。
他にも豪華アーティストが顔を揃え、多彩なステージを展開、観客に息をつく暇も与えなかった。トップバッターのgirl next doorは、千紗が腕を天に突き上げ元気いっぱい。YUKAの透明感のある歌声でスタジアムに爽やかな風を運ぶも、『Dreamer Dreamer』で一転、骨太のサウンドを聴かせたmoumoon。灼熱の太陽の下、Do As Infinityは爽やかな風を巻き起こしながら『陽のあたる坂道』などを熱唱。初登場のKREVAはトークで沸かせ、パフォーマンスではグルーヴ感たっぷり。新曲『BESHI』(8月28日発売)や『Na Na Na』で客席と一体となって盛り上がった。「お前ら、愛を歌う気はあんのか?」(持田)といつも通りテンション大爆発で煽って会場をひとつにしたEvery Little Thing。『EZ DO DANCE』などの鉄板メドレーで会場をダンスフロアへと変えたTRF。さらに剛力彩芽やmisono他も登場し、会場を沸かせた。