韓国芸能ニュースメディア「Dispatch(ディスパッチ)」の創立10周年を記念したコレクション・エキジビションであるK-POPフェス『D’FESTA OSAKA』が、2月12日(日)まで大阪南港ATC特設会場で開かれている。
ENHYPEN、TXT、STRAY KIDS、NCT DREAM、NCT 127、TWICE、SEVENTEEN、BTS、NU’ESTという9組69アーティストのオリジナルコンテンツを展示。「THE MOVIE」「THE EXHIBITION」「THE EXPERIENCE」「THE ARTIST PIC」「THE GACHA」、「THE CAFE」という6つの演出で構成されている。
Dispatchがこのフェスの為だけに撮り下ろした特大パネルが並ぶアーティスト写真エリア「THE EXHIBITION」では、各アーティストの直筆サインも必見。続く直筆絵日記「PICTURE DIARY」と併せて、それぞれの個性やセンスを堪能できる。
東京でも好評を博した「THE MOVIE」では、大型ビジョンに『DʼFESTA』オリジナルのパフォーマンス映像を公開。45分間というボリュームで、高精細のステージ映像と5.1チャンネルサウンドの音響は臨場感も抜群。場内には階段状の観覧スペースもあるので、座っての鑑賞も可能だ。
「THE MOVIE」の映像と、砂漠や宇宙空間などのビジュアルをミックスしたメディアアートを体験できる「VIRTUAL STAGE」もお見逃しなく。四方を囲む大画面の映像が鏡張りの床に反映され、強烈な美の中を浮遊しているような感覚も楽しめる。なお、この空間は撮影可能となっている。
9グループの成長の軌跡を知りたいなら「MEMORY ROOM」がおすすめだ。LEDライトの光で照らされた、Dispatchが10年間撮影し続けた9グループ・69アーティストの秘蔵写真が掲出。こちらも鏡を用い、非日常的な浮遊感を演出している。
出口の手前には約50メートルにわたって9グループの等身大パネルが並ぶ「BE TOGETHER」があり、パネルの手前に設置されたベンチに座っての写真撮影を楽しめる。
そのほか、有料コンテンツとして、推しグループのメンバーとランダムで写真撮影ができるフォトブース「THE ARTIST PIC」や「THE GACHA」、希望のグループのスリーブがランダムで提供される「THE CAFÉ」がある。このスリーブは『D’FESTA OSAKA』オリジナルのコンテンツだ。
12月20日の初日にはオープン前に500名のファンが長蛇の列をなした。訪れたファンからは「何時間でも楽しめます。1日中、いられます」、「VIRTUAL STAGEが楽しかった」「今の韓国のトレンドがわかる」といった声が寄せられた。
取材・文/岩本