今や3組に1組の夫婦が離婚すると言われる時代。「夫婦の離婚危機」は誰にでも訪れます。

離婚を回避するなら、できることはなんでも試してみるのも手です。

そこで今回は「離婚危機」を乗り越えた夫婦がとった方法のうち、“荒ワザ”とも言える実録エピソードをご紹介します。

1:別居→数年経過→そのまま別居婚で落ち着く

「夫とは、性格の不一致を理由に、結婚5年目で離婚の危機に直面しました。

でも私たちは離婚する合意がとれたものの、両実家が離婚に難色を示し説得できなかったことから、まずは“別居”に踏み切ることになったんです。

別居をしてからも最初のうちは離婚の話し合いをしていたものの、時間の経過とともにだんだんと夫婦ともに、“現状維持でいいか”となり、別居から4年経った今では完全な“別居婚”に落ち着きました。

要するに、だんだんと離婚の手続きが面倒くさくなっていったんですよね(苦笑)。

もはや別居当初のようなギスギスした雰囲気はなく、月に1〜2回は子どもも交えて夫と食事にも行っています。和やかなムードで過ごすことができていますが、おそらく再び同居するとなると色々と課題が出てきそうです。

私自身も、夫とまた一つ屋根の下で暮らすことには抵抗があるので、同居はもうないなと思っています。ただ、子どものことを考えると成人するまでは離婚を避けたいという思いもあるので、今はこのスタイルが気に入っています。

別居しなければ離婚になっていたから、結果的に良かったと思っています」(44歳女性)

結婚をしたら夫婦で一緒に暮らすのが基本ではあるものの、事情によっては別居婚を選択したほうがうまくいくケースもあるのでしょうね。

離婚を回避するのを最優先に考えるならば、状況によって別居婚が有意義な選択肢になりそうです。