強烈なにんにくの存在感アリ! 「福田フライ」

 

開店時間の16時少し前に「福田フライ」に到着。
しかし、「まだ開かないよ」と“若いが、ザ・職人”といった面持ちの店主。
なので、看板前にてしばし待つ。

店主は1人で黙々と準備をしている。16時になり、「もういいよ!」と声をかけてくれ、吉田氏とともに入店。周りには誰もおらず、一番ノリ!

店主によると、「福田フライ」は「開店して60年」ほどで、店主のお父さんが創業したそうだ。現在は「お母さんと切り盛りしている」とのこと。忙しい夕方は、店主の「実姉が手伝いに来ている」らしい。店主は一見強面だが、色々と気さくに話してくれる。

ここで吉田氏が「店内で写真を撮っていいか」聞くと、「料理と人(松宮)はOK」と店主。

 

 

福田フライの「ニンニクにんにくレベル」はどれほどなのか?
早速、吉田氏と「アジ・いわし・にんにく」フライをそれぞれ注文することに。

数分で「にんにく(100円)」「アジ・いわし(各150円)」フライが登場!

フライのお供に「辛め」と「辛くない」ソースがあるとのこと。ここは「にんにく満載の辛めソース」を選択!

まずは長い“いわし”からかぶりつく!

・・・サクサクした厚めの衣に「醤油+唐辛子+にんにくたっぷり」の辛いソースが絶妙に合う。辛さの中に何とも言えない旨みがあり、後を引く。“辛いものは大の苦手”な松宮だが、これは美味しい!

ソースに「にんにくが何個入っているのか」尋ねるが、数えて入れてないから「わかんないなあ」と店主。油も「まずにんにくを揚げて使用する」らしく、とにかく“にんにく満載”なのだ!

 

・・・いよいよ「にんにくフライ」に挑戦!

「にんにくフライ」は皮ごと揚げてある!

「おおー!」と思わずどよめく松宮&吉田氏。早速食べてみることに。

「!!!!」

にんにくが皮つきのまま揚げられ、「中が超ねっとり」。“にんにくの旨みが皮の中で100%凝縮している”。

 

・・・にんにくフライは数分で完食。

にんにくパワー&辛いソースで身体の芯からアツくなる感じ! にんにく度は「レベル3」に決定!

 

店を出て、歩きながらも「自分はにんにく臭いのか?」とキニナル…。

吉田氏と臭いを嗅ぎ合うが、どちらもにんにくを食べているのでまったくわからない。

が、とにかく「野毛の三大にんにく料理」を制覇しなくては! いよいよ最後の「第一亭」へ!


 

シンプルな味が光る第一亭の「パタン」

 

16時半過ぎ、「第一亭」に到着。

夕食にはまだ早い時間帯だが、すでに店内には数組の客が!

現時点での「自分のにんにくレベルはどれくらいなのか」と悩んでいると・・・

裏メニューの「パタン(700円)」が運ばれてくる!


太めの平打ち面には“生のにんにく&刻みネギ”がたっぷり!

・・・醤油とゴマ油のシンプルな味付けが美味。生のにんにく&刻みネギがピリピリとして“いいアクセント”になっている。生のにんにくが結構効いているので、にんにく度はなかなか高めの「レベル2」!

スープにひたして食べるのもまた美味。

10分ほどで「完食!」と言うと、「まだ残ってるだろっ」と吉田氏。・・・相変わらず、「人のことには細かい」。

 
 

なので、残ったにんにく&エキスをスープに入れて、胃にかき込む!

今度こそ、すべて完食!

 

店のお母さんに「野毛の三大にんにく料理を食し、何時間でにんにく臭が消えるか検証する」と告げると、大爆笑された。

取材中に出会ったはまれぽユーザーさんにも笑われた。