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やっとのことで「小林園」。
小林さんによれば、6月の冒頭から、桑田佳祐がラジオ番組の中で「そろそろ重大発表がある」と話しているのを聞き、気が気ではなかったそうだ。
正直、逆の事態を心配していたものの、フタを開けてみれば見事「復活」。「そりゃ、うれしかったですよ」と、当時の印象を振り返っていた。
さて、肝心の「なじみの店」だが、実は半分ほどの店舗がすでに閉店してしまっているとのこと。現存している中で、会長オススメのスポットを紹介していただくことになった。
桑田佳祐ゆかりの店は…
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最初に訪問したのは、すぐ近くにある「時宝堂(じほうどう)」という時計店。桑田佳祐が結婚指輪を注文しに来店したことで知られているが、その当時の様子はどうだったのだろう。
麻生さんは当時の様子について、「店へ入って来るなり、いきなり『15番と9番の結婚指輪をください』と言うので、戸惑った」と話す。
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麻生さんの兄が桑田佳祐の家庭教師をしていたこともあり、また、家族用のプレゼントなどを買いに来ていたので、知らない仲ではなかったそうだ。結局、18金とプラチナの合金で結婚指輪を造ったのだが、歌謡番組「ザ・ベストテン」(TBS)の放映中に紛失するというハプニングが起きてしまった。
「あれはネタで、彼独特のサービス精神なのではと、今でもそう思うようにしている」とのこと。
復活については、「もちろん応援しているが、いつまでもサザン頼りの商店街であってはいけない」とのこと。
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続いて、ブティック「ライオン堂」へ。
店主の三橋さんによれば、ある日、「浜降祭(はまおりさい)」という地元のお祭りで着用する子ども用のはんてんなどを一式買い求めに来た「1人のオジサン」がいたそうだ。実は、そのオジサンこそが桑田佳祐だったことに、後になって気付いたらしい。
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「少しも芸能人ぶらないので、逆にファンになった。今回の復活も、心より応援してあげたい」と、三橋さんは話す。
サザンのオリジナルタオルやTシャツなども、それを機に取り扱うようになったという。