「義実家は大きな一戸建てで、義父の稼いだお金で建てたことが義母の自慢でした。
我が家はずっと賃貸のアパートに住んでいて、マンションを購入するための資金を貯めている話は義母にもしていたのですが、ことあるごとに『賃貸なんてお金がもったいない』『こんな狭い家で子どもが可哀想』と無神経なことをズバズバと言ってくるのが本当にストレスで、なるべく会わないようにしていましたね。
夫は『気にするな』だけで特に義母に文句を言うこともなく、そのせいで余計に調子に乗るのだと思います。
何か言い返したくなりますが、そうすると、もっときつい嫌味が出てくるだろうなと思い黙っていました。
あるとき、野菜があるから取りに来いと連絡があり仕方なく義実家に足を向けたら、
『あの部屋じゃ大量の野菜があっても保管するところがないしね、うちに置いておくからいつでも取りに来ていいわよ』とまた上から目線の口調で言われ、
『そういえば、下水また臭ってきましたね。虫が湧きそうだから気をつけてくださいね』と笑顔で返してすっきりしました。
広くて手入れが行き届かない下水溝の匂いに義実家が悩まされているのは知っていたので、黙らせるには効果がありました。
トンデモ発言には絶対に乗らず、まったく違う話題で返して終わらせるのがいいと思っています」(34歳/セールス)
「自分が上」をひけらかしたい義母の場合、トンデモ発言に言い返すとさらに嫌味が続く可能性が高いので、いっさい相手をしないのが正解。
無視されると余計に絡んでくることもありますが、「通じない」と知らせることがストレスを減らすやり方です。
会話を振られても、全然違うことや相手の弱点を突いた返しができると、今度は相手が窮屈さを覚えるので有効です。