ビックカメラ、「くらし応援マイスター」を「ビックカメラマイスター」に変更し、9月に運用を開始

ビックカメラは9月1日に、これまで運用していた販売員のキャリア制度「くらし応援マイスター」から名称・制度内容を改めた、「ビックカメラマイスター」をスタートした。

腕章の着用で顧客にもわかりやすく

「くらし応援マイスター」は、来店客の体験価値向上および従業員へのウェルビーイングを目的に、2022年9月に導入されている。これまでの店長・副店長など店舗マネジメント職といった、従来のキャリアパスとは異なる道を販売員に提示することで、販売員の活躍の場が拡がるとともに、知識や経験豊富な販売員が来店客の暮らしに寄り添った提案を行うことによって、来店客のエンゲージメント向上にもつながる仕組みを目指してきた。

今回スタートした「ビックカメラマイスター」は、従業員が持つ高い専門知識や個性を見出し、磨きをかけることで同社の企業理念「専門性と先進性で、より豊かな生活を提案する進化し続ける“こだわり”の専門店の集合体」の実現につなげることを目的としており、従業員が多様な働き方やライフスタイルの中でも、専門知識や個性をより発揮できる環境を整えていく。

「ビックカメラマイスター」における、「くらし応援マイスター」からの変更点としては、販売員としての専門性を追求する役割である「エキスパートマイスター」が新設された。「シニアマイスター」が、公的資格に裏付けされた知識、経験に基づく提案力を持つ販売員に任命される役職である一方、「エキスパートマイスター」は特定の商品において市場環境やニーズなど、同社随一の深い知見を持つ販売員が任命される役職で、他の販売員の追随を許さない圧倒的な商品に対する知見が求められる。

最上位である「エグゼクティブマイスター」は、すべての販売員の模範となるような、公的資格に裏付けされた知識と豊富な経験に基づく業界屈指のスペシャリストである販売員に与えられる称号となる。

さらに、来店客のくらし全体に関わる総合的な提案を行う「総合マイスター」、商品への深い知見をもとに専門店の販売員だからこそ可能な接客、提案を行う「専門マイスター」は、「ビックカメラマイスター」制度の導入にともなって、PC、オーディオ、エンターテインメント、メガネ・コンタクト、ドラッグの5部門を「総合」から「専門」へ移設するとともに、Apple修理サービスを「専門」に新設する。

「専門マイスター」部門の増強によって、「専門性と先進性で、より豊かな生活を提案する進化し続ける“こだわり”の専門店の集合体」の実現に向けた、専門店にふさわしい販売員の育成を行っていく。

そのほか、従来の「くらし応援マイスター」では、一般の販売員と区別をつけるために、名札に専用バッジを装着していたが、来店客からの「バッジだとわかりにくく、マイスターが見つけられない」といった意見が寄せられたことを受けて、「ビックカメラマイスター」では腕章を着用する。

着用する腕章には、「専門相談員」という文言に加えて星を表記し、階層に応じて星の数が変わる。「マイスターの接客を受けてみたい」と来店した人にもわかりやすくなり、「ビックカメラマイスター」の認知度向上につなげていく。

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