畑芽育(左)と奥野壮 (C)エンタメOVO

 MBSオリジナルドラマ「女子高生、僧になる。」制作発表会見が23日、東京都内で行われ、出演者の畑芽育と奥野壮が登壇した。

 本作は、高校3年間の青春全てを“推し”に捧げ、進路の決まっていない主人公・麦が、卒業を間近に控え、ある出来事をきっかけに、人生の新たな一歩を踏み出す奮闘劇。

 畑は、自身が演じる麦について「アイドルオタクで、推し活に専念している、元気で明るいとてもいい子の女子高生なんですが、ひょんなことから、住職であるおじいちゃんとの思い出を思い出しながら、お寺に近づいていく。何事にもまっすぐで一生懸命な女の子だと思います」と語った。そんな麦と畑は共通点も多いそうで、「私も何かと推しを作りたがるので、近いものは感じながら演じていました。本当に私、そのままでした」と明かした。

 麦の幼なじみで、お寺の再建のために住職を担うことになる柊を演じる奥野は、「お寺やお坊さんには固いイメージがあったので、コメディーにして大丈夫かなって不安があったんですが、現場で本物のお坊さんに所作やお経をフランクに教えていただいて、そういう不安がなくなって、楽しく撮影に挑めたなと思います」と撮影を振り返った。

 また、本作のタイトルにちなんで、「生まれ変わったら何になりたいか?」という質問があがると、畑は「私はアイドルになりたいです。マイクを持って歌って踊る姿に憧れています。最近、松浦亜弥さんにハマっていて『あやや(松浦)、かわいい』と思って、もし、生まれ変わったら絶対にアイドルになろうって決めました。あややになりたい。私は役者なので、いつかアイドル役がくるかもしれないので、いつかかなうといいなと思ってます」と目を輝かせた。

 一方、奥野は「尾田栄一郎先生になりたいです。(『ONE PIECE』が)大好きなんで、物語の先を知りたい」といい、「物心ついた時には漫画が全巻あった。『ONE PIECE』とともに人生を歩んできたと言っても過言ではない。サンジに影響を受けてます」と“ONE PIECE”愛を爆発させた。

 ドラマは9月17日から毎週日曜24時50分にMBSほかで放送。