光学ドライブ メーカー別販売数量シェア(2002年9月)
今回は2002年9月の光学ドライブ市場を取り上げる。当時、BCNが収集していたデータによると、メーカー別販売台数シェアはIOデータ機器が首位、2位は僅差でメルコだった。規格別の構成比ではCD-RWが4割を超え、最も高い比率となった。
具体的には、IOデータ機器が19.8%を獲得してトップ、2位には15.7%のメルコだった。3位以下は、パイオニア(7.4%)、ロジテック(6.5%)、プレクスター(5.7%)が続いた。首位のIOデータ機器は、デスクトップの内蔵用「DVR-ABH2」や外付けタイプの「CDRW-iU24J」「DVDC-U6」が機種別の売れ筋上位にランクインしており、シェアを稼いだ。
光学ドライブ市場全体の内訳をみると、CDドライブが7割近くを占め、DVDドライブは3割強の分布だった。規格別の内訳では、CD-RWが市場全体の47.2%とほぼ半数を占有。CD-RWだがDVDメディアも読めるドライブ(CD-RW+DVD-ROM)の比率は14.2%だった。一方、DVDドライブでは、DVD-ROMドライブが13.7%と比率は最も高く、DVD-RAM/R/RWが7.3%で続いた。
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