ドラマ「あたりのキッチン!」で主演する桜田ひよりが取材会を行い、ドラマの魅力や撮影時のエピソードのほか、昨年出演し話題となったドラマ「silent」への思いも語った。
本作は、コミュニケーション能力はゼロでも、食材から調味料の配合までぴったり的中できる“絶対味覚”を持つ大学生・辺清美(桜田)が、定食屋でアルバイトを始めたことをきっかけに成長していくハートフル“グルメ”ドラマ。
桜田は主演が決まったときの心境について、「すごくうれしかったですし、食べ物のドラマだったので、ワクワクとドキドキで胸がいっぱいになりました」と笑顔でコメント。
自身が演じる主人公・清美のキャラクターについては、「コミュニケーション能力はゼロなのですが、人一倍努力家で真っすぐで、絶対的な味覚を持っている女の子です。ネガティブなところもあるのですが、食に対して人一倍、思い入れがあるところが魅力的だなと思います」と話した。
撮影時の様子については、「だし巻き卵を巻くシーンがあって、そこの撮影は難しかったです」と吐露。「プライベートで料理はする?」との問いには、「たまにします。ロールキャベツを作って家族に振る舞ったり。もう少し寒くなったら、きっとロールキャベツの出番が増えていくんじゃないかなと思います」と笑顔を弾けさせた。
昨年は、同じフジテレビ系列のドラマ「silent」で目黒蓮が演じる佐倉想の妹役を好演し、注目を集めた桜田。
「『silent』は、ご自身にとってどんな作品になりましたか?」と振られると、「周りからすごく反響をいただいて、ほかの現場でも『見ているよ』という声を掛けていただいたりしたので、私の人生において一つの財産になりました。監督とも『いいドラマが作れたね』という話をしましたし、自分の人生の中の大切な作品になりました」と思いを語った。
最後に桜田は、視聴者に向けて、「この作品は、皆さんのお腹が絶対に空くと思いますし、料理だけではなくて、人が抱えている悩みや共感できる部分も出て来たりするので、人の温もりみたいなところにも注目してほしいです」とアピールした。
(取材・文/小宮山あきの)
ドラマは、10月14日23時40分から東海テレビ・フジテレビ系で放送スタート。