「マイ・セカンド・アオハル」(C)TBS

 広瀬アリスが主演するドラマ「マイ・セカンド・アオハル」(TBS系)の第9話が12日に放送された。(※以下、ネタバレあり)

 本作は、学歴もお金もない30歳のドン底OL白玉佐弥子(広瀬)が、大学生の小笠原拓(道枝駿佑)の一言をきっかけに学び直しを決意して大学生となり、令和の大学生たちにもまれながら恋に、勉強に、夢に奮闘するラブコメディー。脚本は「ゆるキャン△(ドラマ版)」シリーズなどを手掛けた北川亜矢子氏。

 佐弥子は、自分のためにスイス行きを断ろうとする拓を前に「別れ」を告げる。拓が食い下がるものの、佐弥子は拓の足かせになってはいけないと思いの丈をぶつける。

 拓がシェアハウスに戻らなくなって3日が過ぎていた。コンペの締め切りが近いからじゃないかとごまかす佐弥子に、事情を知る龍之介(水沢林太郎)が心配そうな表情を見せる。

 後日、スイス行きを決断した拓は佐弥子に「俺と遠距離恋愛してください。絶対別れてやらないから」と宣言。佐弥子も拓を待つ決心をする。

 拓は出発前に指輪を買い、佐弥子にプレゼントするつもりでいた。指輪をプレゼントする事を知ったたキイナ(伊原六花)は、指輪を渡すならきちんとプロポーズをして無期限で待たせるような「(佐弥子に)無責任なことしないで」と諭す。

 佐弥子は、龍之介から指輪のプレゼントがあるとほのめかされ、浮足立ちながら、出発前日に拓とランチへ行く。しかし一転、佐弥子の将来を自分のエゴで縛り付けたくないと考えた拓は、別れを告げる。

 ぼうぜん自失となり行方をくらました佐弥子。次の日、シェアハウスのメンバーが空港で拓を見送る中、姿を消していた佐弥子が駆け付けたが間に合わず、搭乗口に向かう拓の後ろ姿に向かってエールを送る佐弥子だった。

 時は流れて、大学4年になった佐弥子は就職活動で苦戦していたが、ついに内定を取ることができた。日向(安藤政信)に内定祝いの食事に連れて行ってもらった帰り、交際を申し込まれる。その後、気持ちの整理がつかぬまま佐弥子は、仕事で旅立つ日向を空港で見送ると、日向からハグをしたいと言われ受け入れる佐弥子。すると、その場に拓が…。

 放送終了後、SNS上には「空港での涙の別れ。泣けた」「(拓のせりふ)『ぜってぇ別れてやんねぇから』が キュンすぎる」「恋愛ドラマあるあるネタなのにちゃんと緩急ついていておもしろい」などの声が投稿された。

 また、帰国した拓にハグを目撃されるシーンには「日向さん、拓がいるの気付いていて抱きしめたっぽくない?」「スイス行っている間に日向さんに取られるのを恐れていたのにその通りになっちゃったね」「空港で修羅場~」といった声も寄せられた。