3姉妹を演じる(左から)剛力彩芽、藤原紀香、高島礼子 (C)エンタメOVO

 明治座創業150周年記念ファイナル公演 舞台「メイジ・ザ・キャッツアイ」製作発表会見が19日、東京都内で行われ、出演者の藤原紀香、剛力彩芽、高島礼子、染谷俊之、上山竜治ほかが登場した。

 本作は、名作漫画『CAT'S EYE』が原作。明治時代に設定を変え、怪盗キャッツアイの3姉妹が鮮やかな盗みの大一番を披露するオリジナルストーリー。物語の主人公となる怪盗キャッツアイの3姉妹は、次女・来生瞳役を藤原、長女・来生泪役を高島、三女・来生愛役を剛力が演じる。

 藤原は「明治時代ということで、本当に奇想天外で豪華絢爛(けんらん)な世界が広がって、日常とは違う世界にいざないたいなと思います。舞台やショー要素、空を飛んだり、いろんなことがあるので、お客さんが本当に喜んでくださるなと思います」と本作をアピール。

 空を飛ぶシーンについては、「人生初でございまして、ドキドキして、どんな感じの宙乗りになるのかなと思いながら楽しみたいなと思います。キャッツアイらしい女性らしい飛びになるんじゃないかなと思います」と明かした。

 高島は、「明治座創業150年記念ファイナル公演にふさわしく、皆さんに楽しんでいただけるように力を合わせて一生懸命頑張ります」と意気込み。

 末っ子気質でボーイッシュなキャラクターの愛を演じる剛力は、「キャッツアイという作品で愛ちゃんをやらせていただくというお話を、どの世代の方にしても、わーぴったりと言っていただけるんです。お姉さん2人に妹らしく甘えながら付いて行こうと思います」と笑顔を見せた。

 また、藤原は「(夫の)片岡愛之助さんは『ルパン三世』を歌舞伎で舞台化していますが、同じ漫画原作の舞台を演じる上で、お互いに刺激になることは?」と質問されると、「昔から愛されている作品をやることは、すごく難しいことと、そこへのリスペクトや責任が掛かってくるので頑張ってやろうということなんですけれど、『家に泥棒が多いね』みたいなことを(愛之助と)話したりしていました」と夫婦のやりとりの一コマを明かして、笑いを誘った。

 舞台は2024年2月6日から東京・明治座で上演。

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