ファミコンは2チャンネルで遊ぶ! とは限らない

そうなんです。ファミコンの裏側には1ch、2chの切り替えスイッチがあったと思います。

子供の頃は何で切り替えるんだろう? と思ってたんですが、どうやら関西の方では1チャンネルが砂嵐なので、1chに切り替えて遊ぶ必要があったみたいですよ。

 

ファミコンは最近の液晶テレビでは遊べない! とは限らない

初代ファミコンはテレビとの接続にRFアダプターを利用して、2チャンネル(もしくは1チャンネル)にテレビを切り替えることで画面を表示していました。これは液晶テレビでは使えないものという認識が有りますが、実は液晶テレビでもアナログチューナーを搭載していればRFアダプターでファミコンの映像・音声を表示できます。

すでにアナログ波は停波しているので、地デジ普及前のモデルの限られますが、「アナログ」切替えスイッチがリモコンにある場合は可能性が残されているのです。

また、完全地デジテレビでファミコンを遊ぶための方法もあります。リニューアルされた「ニューファミコン(AV仕様ファミコン)」は、おなじみの赤白黄のAVケーブル出力に対応しているので、最近のテレビでもファミコンを楽しむことができますよ。ただし出荷台数がやや少なめなので、中古価格はかなり高めで6000円~1万円ほどすることも。

どうしても昔のファミコンのまま、今のテレビで遊びたい! という方は上の画像のようにファミコンの映像・音声出力を改造してAV出力対応にするという力技もあります。AV改造キットは通販などでも販売されていて、ハンダ付け作業が必要になるので上級者向けのテクニックですが、ファミコンの見た目を維持しつつ液晶テレビで楽しめるようになりますよ。

オークションなどでも整備済み+AV化済みファミコンが5000円ほどで出品されていたりもするので、そちらをチェックしてみるのも良いかもしれません。

 

 

もっと手軽にファミコンを遊びたい! というのであれば、AVケーブル出力に対応した「ファミコン互換機」を購入するのもアリ。

でも、あくまでも互換機であるため、特定の効果音が再生されなかったり、BGMに不協和音が混じったりといったサウンド面での不具合や色調が本家と異なることもあるので、忠実さを求めている方はご注意ください。

また、全体的に安っぽくて、ファミコンのような「レトロかっこよさ」はありません。