『ZIPANG PUNK~五右衛門ロックIII』(C)2014ヴィレッヂ・劇団☆新感線

人気舞台を映画館の大スクリーンで上映する“ゲキ×シネ”シリーズの最新作『ZIPANG PUNK~五右衛門ロックIII』が29日(土)から公開される。近年では舞台を映像で記録し、映画館で上映するケースが増えているが、“ゲキ×シネ”シリーズのこだわりと熱意は別格だ。本作では映画館で極上のサウンドを鳴らすべく、ハリウッドの映画音響スタッフがミックスを行った。

『ZIPANG PUNK~五右衛門ロックIII』動画

『ZIPANG PUNK…』は、豪快で正義感あふれる天下の大泥棒・石川五右衛門が空海が隠したとされる黄金を巡って大騒動を巻き起こすアクションあり、歌あり、ダンスありのエンターテインメント作品。三浦春馬、蒼井優、浦井健治、高橋由美子、麿赤兒ら豪華キャストが顔を揃えている。

“ゲキ×シネ”シリーズは舞台の模様を撮影して編集した“だけ”のプログラムではなく、映画館で作品が最も輝くように映像を編集・加工し、撮影アングルを追求し、音のミックスを探求する試行錯誤を10年に渡って続けてきた。『ZIPANG PUNK…』ではその熱意が海を超え、ハリウッドで“ゲキ×シネ”用のミックスが行われた。担当したのは『アイアンマン3』や『ハンガー・ゲーム』を手がけたマイク・スミスとマイケル・ケラー。ふたりは劇場でライブで鳴らされた音を丁寧に整理し、映画館で“最高の鳴り”になるようミックスした。

このほど公開された特別映像ではステージのダイジェスト映像に加えて、スミスとケラーがハリウッドのスタジオでミックスを行っている場面や、劇中の音楽を手がけた岡崎司が本作の音について語るインタビューが収録されている。

ゲキ×シネ『ZIPANG PUNK~五右衛門ロックIII』
3月29日(土)全国公開