京急電鉄、品川駅西口地区における新たな複合施設建築計画の事業化を決定。トヨタの新東京本社が入居予定

京浜急行電鉄は、東京都港区高輪3丁目地区(旧・シナガワグース敷地)における「(仮称)品川駅西口地区A地区新築計画」の事業化を、3月22日に行われた取締役会において正式決定した。

トヨタは計画建物内オフィスの一部を取得、新東京本社に

「(仮称)品川駅西口地区A地区新築計画」では、国際交流拠点・品川にふさわしい複合施設を目指して、オフィス、商業、ホテル、MICE(カンファレンス、多目的ホール)などの整備を計画しており、2025年度の新築工事着工、2029年度の開業を予定している。

あわせて、共同事業者であるトヨタ自動車と当該土地持分の一部譲渡、および品川駅西口地区のまちづくり推進に向けて共同で計画建物を建設・運営することに関する契約を新たに締結する。トヨタ自動車は、2020年4月から同計画に共同事業者として参画しており、今回の土地譲渡および契約によって一層強固なパートナーシップのもと同計画を推進していく。

トヨタ自動車への土地持分の一部譲渡および共同事業に関する契約は、3月27日の締結を予定しており、トヨタ自動車は同日に建設される建築物内に、あらなたオフィス拠点となる「新東京本社」を2029年度に開業する。