(左から)小山ゆうな氏、霧矢大夢、伊野尾慧、松田るか、岸祐二 (C)エンタメOVO

 ブロードウェイミュージカル「ハネムーン・イン・ベガス」公開ゲネプロ及び取材会が8日、東京都内で行われ、出演者の伊野尾慧、松田るか、岸祐二、霧矢大夢、演出の小山ゆうな氏が登場した。

 本作は、ラスベガスとハワイを舞台に、主人公・ジャック(伊野尾)とジャックの彼女・ベッツィ(松田)の結婚までのドタバタな恋愛騒動を描くコメディーミュージカル。

 ミュージカル初挑戦となる伊野尾は、「舞台が9年ぶりでミュージカルが初めてなので、日々が新しい発見です。僕もいろんな姿が見せられたらいいなと思って演じていますけれど、いろいろなキャラクターが出てくるので、そういうところも楽しんでいただきたいです」とアピールした。

 伊野尾の所属事務所の先輩・堂本光一と別の作品で共演した経験がある岸は、「光一くんと事務所の方と一緒に食事をさせていただく機会があって『伊野尾をよろしくお願いします』というお話をいただいただきました。(伊野尾は)すごく素直でいい子です」とエピソードを披露。

 稽古場で岸らから多くのアドバイスを受けているという伊野尾は、「岸さんのお話を僕があまり聞いていないと『おい、光一に言うぞ』と…(笑)。岸さんを見ているようで、意外と岸さんの後ろにぼんやりいる光一くんを見ています」と明かして笑いを誘った。

 また、作品の内容にちなみ、「もしハネムーンに行くとしたら、どこに行きたい?」と聞かれると、「やっぱり『ハネムーン・イン・ベガス』をやっているので、ラスベガスに行きたいと思いました。すごく華やかなので、ラスベガスに行ってハワイに行くのもいいですね」と回答。

 「事務所の方が続々結婚されていますが、伊野尾さんは?」と振られると、「僕もいつかは結婚したいなという思いはありますけれど、この作品に出てくるお母さんの呪いじゃないですけれど、僕にもファンの方々の呪いが…(笑)、いや思いがあるので、ファンの方々をもう少し幸せにできたらいいなと思っています」と笑顔で話した。
 
 また、4月に新社会人となった人へのメッセージを求められると、「新社会人の方々が4月から新しい環境になってチャレンジができるというのは、本当に楽しい、今しかない環境だと思うので、すてきなチャレンジをしていただけたらと思います」とメッセージを送った。

 舞台は9日から29日まで東京・東京建物Brillia HALLほかで上演。