怪獣酒場の店内
入口に「ジャミラの真実の口」があるのは前出の通り。そこで防衛隊関係者やヒーローではないことを証明すると店内に入れる。「ジャミラの真実の口」には誰も嘘をつけないのだ。
ジャミラの口の向かい側には、ウルトラマンを倒した怪獣「宇宙恐竜ゼットン」の像がある。ゼットンはスペシウム光線を吸収し波状光線にして撃ち返し、ウルトラマンを倒したことがある。怪獣や宇宙人たちに最も尊敬されているのだそう。
店内の「怪獣エリア」にはゼットンやペダン星人など印象的な怪獣たちをモチーフにしたテーブル席と、怪獣フィギアがずらりとならんだカウンター席がある。
「宇宙人エリア」は「ウルトラQ」から「ウルトラマンレオ」までに登場した宇宙人や円盤が飾られている。
「怪獣無法地帯」は、怪獣たちが大集合した大きな絵画が飾られた大人数向けの座敷。怪獣が書いた掛け軸もある。決して上手くはないが、味のある怪獣の書だ。
「作戦会議室」は、本来、怪獣や宇宙人たちが地球侵略の作戦を行う小さな個室エリア。
地球人のカップルにもぴったりの個室だ。
そして、この格子から見える一室では宇宙人たちが密談をしている。
この扉を開けようとすると…何かが起きるらしい。
「光の国/地球」というエリアもあった。
そのボックス席には防衛軍の武器などが置かれている。これはウルトラ戦士の能力や技、変身システムを分析し、また、防衛軍の武器などを研究するためのものだという。
酒場でも地球征服を成功するため、日夜研究や会議を怠らない宇宙人や怪獣たち。彼らは意外とまじめなようだ。
そして、普段は入ることができない特別な部屋がある。「野望の部屋」は、モロボシ・ダン(ウルトラセブンの地球上での仮の姿)がメトロン星人を説得した場面を再現している。
誕生日月のお客のみ(証明書などが必要)がこの部屋に入って、記念撮影することができるという。バルタン星人からの地球人へのサービスである(カメラなど持参とのこと)。