ここではできるだけ自然を頼る「somushiらしい」食事を追求している。

京都、「大原」バス停から高野川に沿った小路を5分ほど。2022年にオープンした「somushi ohara」は、大原の地に魅せられたオーナーの山口娟卿(ヨンギョン)さんが営む韓国カフェ。三条烏丸の人気店が、自然豊かな里山へ引っ越した。

大原の里山からのおすそ分け

看板料理はずっしりと重いテリーヌポットに入ったピビンパ。蓋の上の前菜には、大原の農家や韓国から仕入れた野菜と、自分たちの畑で採れたものを使う。蓋を取ると手作業で仕込んだ10種類のナムルとご飯が現れ、混ぜ合わせると異なる味と食感が調和する。

春になると庭にテラス席が登場。川のせせらぎ、木々を揺らす風、山々の稜線。五感で自然を感じながら、身体にやさしい料理を味わえる。

「somushi ohara」

住所/京都府京都市左京区大原来迎院町118 

※こちらの記事は、関西の食のwebマガジン「あまから手帖Online」がお届けしています。

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