細かな演出に感動!
洞窟を通り抜けると、まさに今ランタンフェスティバルが始まろうとしている、王国の美しい景色が広がります。
手前の建物や港の部分は実物で、奥のお城部分は映像で表現。
両方をうまく組み合わせる事によって、より自由な表現を実現させながら、立体感やリアルさも出す事ができ、イマジニアの技術力の高さに唸ります。
同時に名曲「輝く未来」の冒頭部分が流れ始め、この時点で涙腺がゆるゆるに…。
国王夫妻が最初のランタンを夜空に放つと、続いて王国の街や家から、無数のランタンが一斉に上がり始めます。
このランタンが映像で表現されており、小さなランタンの光がふわっと一斉に上へと昇って行く様は、まるで絵画のような美しさでした。
国王夫妻のランタンに導かれ、ボートは湖へと進んで行きます。
BGMも次シーンへの繋ぎも、シームレスで一切違和感がない感じ。
細かな所で、イマジニアの技術力の高さをまた見せつけられます…!
最高にロマンティックで幻想的なひととき
そして、無数のランタンが光り輝く、幻想的でロマンチックな湖のシーンへ。
夜空に舞うランタンは、360度スクリーンの映像か何かで表現するのかなと思っていたので、立体的な実物のランタンがたくさん釣り下がった光景を見て、驚きました。
全部映像で処理するより、遥かにあたたかみもあるし、リアル感も増し増しです。
奥の壁ではうまく映像も取り入れ、限られた空間でランタンを最大限たっぷり見せる技術に、思わず唸ってしまいました。
ほっこりのんびりボートライドかと思っていたら、随所にしれっと高い技術が詰め込まれており、終始関心しっぱなしです。すごい。
ゲスト自身を実物のランタンで取り囲んでくれるので、ラプンツェルと同じ空間で、彼女と全く同じ体験をすることができ、もうこれはラプンツェル推しのオタク的には、夢のようなひととき。
ボートで手を取り合い、「輝く未来」を歌う2人の周りをゆっくり回りながら、幸せをかみしめます。
最大のクライマックスである、幻想的でロマンチックあふれるランタンのシーンは、「ラプンツェルのランタンフェスティバル」最大の見どころです。
「スナグリーダックリング」の荒くれ者達に見送られ、ボートハウスの作業場へ。
ラプンツェルの自身の楽しい思い出や嬉しい思い出が、可愛らしいタッチで壁いっぱいに描かれています。
約5分間のボートの旅も、いよいよ終わり。
最新技術で、『塔の上のラプンツェル』の世界を現実のものとしてたっぷり味わい尽くせる、素晴らしいアトラクションでした。
二次元の推しが、実体となって自分と同じ空間にいるという事実に、もう感無量。
彼女の事がもっともっと大好きになったし、一生大事に観て行こうと思える作品の素晴らしさに、改めて気づかされました。
見どころ満載の最新アトラクション「ラプンツェルのランタンフェスティバル」、みなさんぜひ体験してみて下さいね。