BBQ場併設店舗を2025年春にオープンする計画

スーパーマーケット「ロピア」などを展開するOIC(オイシ―)グループは5月28日、都市型BBQ事業を展開するタイシステムと資本業務提携を行い、タイシステムがOICグループへ参画したと発表した。グループ会社で連携し、スーパーで食材や飲料を買ってすぐにBBQが楽しめるBBQ場併設店舗を2025年春にオープンする計画。

BBQ運営会社との資本提携で

OICグループは小売の業態にとどまらず、生産、貿易・卸、外食まで幅広い事業を展開している。タイシステムとの協働により、目標に掲げる、「おいしい」「楽しい」を体験する「食のテーマパーク」の実現に向けてシナジーが生まれると確信し、提携に至ったという。

BBQ併設型店舗の開始は25年春を予定しており、PBを中心とした調味料バーの設置、輸入ワインやチーズの提供、精肉専門店発祥ならではの流通網や知見を生かした希少部位や塊肉の販売、大型ブロック肉の解体ショーなど「おいしい」「楽しい」体験の場を提供し、BBQ場が地域の人々のコミュニケーションの場となることを目指す。

利用客の利便性を高めるため、カートのままでのBBQ場への食材/飲料の持ち込みを可能とする予定。また、タイシステムの既存のBBQ場で、OICグループが提供する肉や野菜などの食材セットや、おつまみ、アルコール類を提供することも検討している。

OICグループには23年11月にとら醤油、稲葉ブロイラー、24年2月に京都食品が参画。さらに今年4月にタイシステムが参画した。M&Aやグループ内コラボで今後も躍進は続きそうだ。