飲み会は楽しいけれども家庭も大事にしたいもの(画像はイメージ)

仕事やプライベート問わず、コミュニケーションや息抜きとしておこなわれる飲み会。特に久しぶりの面々と会う場合には、帰宅する時間も遅くなってしまうことがある。しかし家庭を持っている人の場合、あまりにも遅い帰宅だと家族からの印象も悪くなってしまうだろう。ネット上では、何時までの帰宅ならセーフなのかについて様々な意見が上がっていた。さっそくチェックしてみよう。

思ったよりも帰宅時間には寛容……?

例えば「家で子どもをみながら待っている妻」の意見を見てみると、「終電までに帰ってくればOK」という声が割と多い。というのも、「大人なんだから終電までなら別に気にしない」からだそう。これは飲み会に参加する側にとっては朗報ではないだろうか。

しかし飲み会が開催される場所によっては、終電で帰ったとしても家につくのは1時過ぎなどになることもあるだろう。そのような場合を考慮して、「0時までには家についてほしい」「0時過ぎるのはちょっと嫌だな」という発言する人も見られた。

また、鉄道やバスの終電の時間を越えてしまったためにタクシーを使って「朝帰りを回避」する人も多い。しかしその場合は、通常の交通費に加え、タクシー代がかかってしまうことを気にする声が……。特に深夜にタクシーを利用すると深夜料金が加算され、通常の電車代に比べるとかなり高額になる。「帰宅時間は気にしないけど、タクシーを使わずに電車で帰ってきてほしい」「酔っぱらってるなら帰宅しても面倒なだけだから、タクシーよりもマンガ喫茶に泊まってもらった方が安上がりだし楽」という意見もある。

一方で「いい大人なんだから、門限みたいな設定をするのは変」との声も。そもそもパートナーの帰宅時間に注文を付けること自体に疑問を抱いている人もいるようだ。

全体を見回すと、「何時になっても良いけど、『帰る時間の連絡』は欲しいし、守ってほしい」という意見は根強かった。何時までに帰れば良いというよりは、パートナーとしっかりコミュニケーションをとることが大切なのかもしれない。自身の家族と末永く良好な関係を築くためにも、まずは今日の帰宅時間を連絡することから始めてみてはいかがだろうか。(フリーライター・井原亘)

■Profile

井原亘

元PR会社社員の30代男性。現在は流行のモノや現象を追いかけるフリーライターとして活動中。ネットサーフィンとSNS巡回が大好きで、暇さえあればスマホをチェックしている