横浜市民はあのフードへの支出もナンバーワン
さらに、この家計調査では、もっと細かい品目ごとのランキングもある。横浜市は「しゅうまい」への支出がダントツのトップ。全国平均は987円だが、横浜市はその2.5倍以上もの2672円を使っており、2位の川崎市1682円を大きく引き離している。
しゅうまいの調査結果(総務省統計局 家計調査より)
開港祭にもシウマイの崎陽軒が出店していた
この数字は、他県の観光客が購入したしゅうまいに関してはカウントされていない、純粋に横浜市民が購入したしゅうまいの1世帯当たりの支出額だ。横浜市民のソールフード、しゅうまいに対する深い愛が垣間見える結果だった。
まとめ
総務省の行った平成23年度の家計調査で、二人以上の世帯のうち勤労者世帯の月平均の世帯主収入49万7276円。年収にすると、それを12倍した596万7312円、およそ600万円だった。これは川崎市、さいたま市に次いで第3位。
横浜市は物価水準が高いのだから支出がトップなのは当然だが、収入が3位だと考えるとなんだか納得できない気持ちになる。
とはいえ家計調査を詳細に見ていくと、横浜市は「室内装備・装飾品」への支出は他都市と比べトップ。インテリアにちょっとこだわって暮らすというのが横浜市民のライフスタイルだと思えば、なかなか優雅な感じもする。
そして、この家計調査を見ていくと、横浜市民のしゅうまい愛など、その都市ごとの特徴を垣間見ることができてなかなか興味深かった。
※本記事は2014年5月の「はまれぽ」記事を再掲載したものです。
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