家計調査の結果より横浜市民の平均年収を導き出してみた

横浜市統計ポータルサイトには、さまざまな統計データがあり、総務省の家計調査に関するデータもここで見ることができる。その中にある「大都市比較統計年表」の平成23年度「1世帯当たり年平均1ヶ月間の収入と支出(二人以上の世帯のうち勤労者世帯) 」というデータから平均年収を導き出してみよう。

その表から収入部分を抜粋した。
これは政令指定都市および東京都区部において、勤労者がいる二人以上の世帯での、平成23年度の年平均1ヶ月間の収入を比較したもの。

平成23年度 1世帯当たり年平均1か月間の収入(二人以上の世帯のうち勤労者世帯) ※横浜市 政策局 統計情報課データ(資料:総務省統計局)より 

このデータには以下の注釈がついている。

(1)調査対象は、学生の単身世帯を除外した全国の全世帯である。なお、下記に掲げる世帯も世帯としての収支を正確に計ることが難しいことなどから除外している。
1.料理飲食店、旅館又は下宿屋(寄宿舎を含む。)を営む併用住宅の世帯 
2.賄い付きの同居人がいる世帯 
3.住み込みの営業上の使用人が4人以上いる世帯
4.世帯主が長期間(3ヶ月以上)不在の世帯 
5.外国人世帯
6.その他 

(2)調査対象は層化3段抽出法により抽出した。調査世帯は、二人以上の世帯については6ヶ月、単身世帯については3ヶ月継続して調査され、順次、新たに選定された世帯と交替する。

(3)農林漁家世帯を含む結果である。

なお、ここで紹介するのは勤労者がいる二人以上の世帯の調査結果なので、一人暮らしの人は含まれていない。

また、この調査結果には2012(平成24)年に政令指定都市に加わった相模原市の項目がブランクになっている。調査自体が行われたのは相模原市が政令指定都市になってからだが、調査の準備も含め2007(平成19)年4月1日時点で政令指定都市となっている都市が対象になっているため。都道府県庁所在市以外の都市では、川崎市、浜松市、堺市、北九州市のデータが記載されているのだ。

「横浜市民の平均年収」というキニナル投稿者への回答だが、表の数字は賞与や臨時収入などを含む年収を月平均の数値にしたものなので、単純に12倍すれば算出できる。

横浜市の世帯主収入49万7276円×12=596万7312円、およそ600万円ということになる。ちなみに川崎市、さいたま市に次いで横浜市は第3位だ。

 

 平均支出額は横浜市が1位

家計調査は国民生活における家計収支の実態を把握するためのもの。収入だけでなく、支出についての詳細な記載もある。それで見ると、横浜市は「消費支出」がトップだ。

では、横浜市民はどんなものにいくら使っているのだろうか? 実は家計調査にはそういったデータも掲載されている。

平成23年度 1世帯当たり年平均1か月間の消費支出と主な内容 ※横浜市 政策局 統計情報課データ(資料:総務省統計局)より

この支出に関して、元データでは食料は穀類・魚介類、肉類、乳卵類、野菜・海藻、果物など、被服では洋服や和服、下着類などに分けて細かく記載してあるので、興味のある方は元データをぜひじっくり見てほしい。

個別に見ていったところ、横浜市は「家具・家事用品」の中にある「室内装備・装飾品」への支出が突出して高かった。

平成23年度 1世帯当たり年平均1か月間の家具・家事用品支出 ※横浜市 政策局 統計情報課データ(資料:総務省統計局)より 
「ウレぴあ総研」更新情報が受け取れます