~50人の子どもたちと描いた大型バナーアート作品を展示~

 グランフロント大阪から全国、そして世界へ羽ばたくアーティストをサポートするアートプロジェクト「ART SCRAMBLE」(アートスクランブル)。プロジェクト・ディレクターに椿昇を迎えて2021年3月にスタートし、気鋭のアーティストにより生み出された作品をこれまで計26点(全7回)グランフロント大阪内に展示し、訪れる人々に驚きと発見をお届けしてきました。  この度、第8弾としてプロジェクト初となる大型バナーアート作品を本日より展示いたします。北館ナレッジプラザの吹抜空間に展示する本作品は、アーティスト:THRREE(スリー)と、8月25日(日)に実施したワークショップに参加した50名の子どもたちによって制作されました。透明のシートに描いているため、正面だけでなく、裏面からは作品の違った表情をお楽しみいただけます。また展示終了後には、作品をトートバッグにアップサイクルし、ワークショップ参加者にプレゼントする予定です。


 本プロジェクトは今後も定期的な作品の入替を予定しており、中長期的に継続して取り組むほか、子どもたちにアートや表現することの楽しさを感じてもらう機会を今後も提供して参ります。


■ART SCRAMBLE 第8弾 概要
【GRAND BANNER ART】             
展示期間:2024年8月30日(金)~10月末予定
展示場所:北館ナレッジプラザ吹抜
展示アーティスト:THRREE  
                 
キュレーター:Mon Koutaro Ooyama(アーティスト)
主催者:一般社団法人グランフロント大阪TMO
プロジェクト・ディレクター:椿 昇(コンテンポラリー・アーティスト、京都芸術大学教授)
特設サイト:https://www.grandfront-osaka.jp/artscramble


■GRAND BANNER ART
 プロジェクト初となる北館ナレッジプラザ吹抜空間への作品展示を実施。アーティスト:THRREE が7日間かけて公開制作。制作期間のうち 8月 25 日(日)に実施したワークショップに参加した50名の子どもたちもアーティストと共に力いっぱいペイントを施し、エネルギー溢れる作品が完成しました。アーティストと子どもたちが共創した迫力のある作品が、吹抜空間を彩ります。
本作品は展示終了後、トートバッグにアップサイクルし、ワークショップ参加者にプレゼントする予定です。
画材協力:ターナー色彩株式会社(https://www.turner.co.jp/


アーティスト:THRREE  プロフィール
2019年大阪芸術大学内にて結成。人物を描く中野龍治と植物・装飾を描く和田諒也によるクリエーションを発信。
ライブペインティング・アートワークにファッションの空気感を織り交ぜ、チームのスタイリングや空間の演出を通して‟世界観全体の表現”を武器に目下活動中。
https://www.instagram.com/thrreeism03/

展示作品名:The sunny ground

自分たちにとって絵を描くきっかけとなったのは‟幼い頃の初期衝動”。
芽吹くのか、花開くかも未知数だったあの衝動を肯定するような願いを込めました。
陽の光が差すこの場所で、自分たちと子供たちとで共に描きあげた作品。
一つの地に全員で向かい、描きあげたこと。
もし子供たちにとってこの場所が"初期衝動"になったのであれば、また何かを描き、誰かと交わっていくことを祈ります。


<キッズワークショップ概要>
日時:8月25日(日)11:00~16:45
   ※1回45分の交代制
場所:グランフロント大阪 北館1F ナレッジプラザ
募集方法:事前予約+当日参加


■プロジェクト・ディレクターからのメッセージ
アートは生命体だ!!️ 地域や環境や携わる人々によって様々な変異を繰り返して独自の進化を遂げる。ある時はエンジェルとしてある時はエイリアンとして、私たちはその変異から生まれる見たこともない生命体をワクワクして待つのが楽しい。このアートスクランブルは、回を重ねる毎に加速度がついて・・未知の領域の入り口にいるのかもしれない。

椿 昇(コンテンポラリー・アーティスト、京都芸術大学教授)
1989年全米を巡回したアゲインスト・ネーチャー展、1993年のベネチア・ビエンナーレに出品。2001年の横浜トリエンナーレでは、巨大なバッタのバルーン《インセクト・ワールド-飛蝗(バッタ)》を発表。2003年水戸芸術館。2009年京都国立近代美術館。2012年霧島アートの森(鹿児島)で個展。2019年「パレルゴン」1980年代、90年代の日本の美術・Blum&Poe、LA・USA。2013年瀬戸内芸術祭「醤+坂手プロジェクト」、2016年小豆島未来プロジェクト、青森トリエンナーレ2017、ARTISTS’ FAIR KYOTOなどでディレクターを務める。芸術経営に関する講演や対談多数。 https://www.metapolice.net/

■キュレーターからのメッセージ
二人組の若手アーティストTHRREEの絵画と子供たちの自由なドローイングとのセッションが巨大タペストリーになって展示中。グランフロント大阪北館、お日様の光差すナレッジプラザの吹き抜けにドーンと!見上げるアートを体感しに行ってみよ!

Mon Koutaro Ooyama(アーティスト)
モン コウタロウ オオヤマ(本名:大山康太郎/1979年生)は、日本のストリートアーティスト。京都市立芸術大学美術学部卒。2001年、ライブペイントデュオ「DOPPEL」を結成し、ライブペイントシーンの黎明期からそのスタイルを確立してきた。2014年、取り壊し予定のビルを利用した アートプロジェクト「#BCTION」を企画・監修する。壁画・ライブペイント・ インスタレーション・キャンバス制作や、アートプロジェクトの企画・監修・演出などで活動している。
Instagram: https://www.instagram.com/mondotooo/


【参考】
プロジェクトロゴ・プロジェクトステートメント

アートでつながる“まち”。
その日の天気、訪れた時間、気分で、
見え方も感じ方も変わる。
日常に溶け込んだアートが面白いのは、
同じ作品でも、見るたびに新しい発見があること。
グランフロント大阪「ART SCRAMBLE」。
いつもと変わらない日常が、いつも新しい日常になる。
アートとあなたは、ここで出会いつながる。

過去展示作品
ART SCRAMBLEでは、これまで27点の作品をグランフロント大阪内に展示してきました。
また、子どもたちにアートの楽しさ・表現することの楽しさを感じてもらう取り組みとして、アーティストとの制作体験ができるキッズワークショップをこれまで5回実施しています。
過去作品:https://www.grandfront-osaka.jp/artscramble/archive.html
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