災害時の新たな避難所機能、災害用テントサウナを展示。暖房と衛生機能を兼ね備え、被災地での生活環境を大幅に改善する革新的アプローチを紹介します。(株)ウェルビー代表取締役の米田氏からの応援メッセージも。
令和6年能登半島地震にて、被災者の採暖で活用された様子
2024年10月12日~14日に開催される「どえりゃあ蒸気源」において、災害時に活躍する新しいコンセプトの災害用テントサウナを初展示します。災害時の避難所に暖を取る場所やシャワー等の衛生設備を提供するために、テントサウナを活用した新たな選択肢を提示します。
■ 「NPO日本テントサウナ安全協会」や、「madsaunist」が全面バックアップ
NPO日本テントサウナ安全協会は、令和6年能登半島地震の際に避難所へ災害用テントサウナを提供し、被災者の採暖や衛生面での貢献を行いました。
今回はそのNPO日本テントサウナ安全協会が全面的にバックアップ、さらにNPO日本テントサウナ安全協会の理事でもあるアカデミックアウトドアサウナレーベル「madsaunist」ともタッグを組み、今までにない新たな災害用テントサウナの活用方法を提示します。
NPO日本テントサウナ安全協会 Facebook:https://www.facebook.com/groups/329626109175640/
madsaunist ホームページ:https://madsaunist.com/
madsaunist X:https://x.com/madsaunist
madsaunist Instagram:https://www.instagram.com/madsaunist/
■ 災害用テントサウナの特徴
今回の展示では、災害時に避難所として機能するサウナ設備を2つ展示します。
◎ 暖房機能かつテント内でシャワーを浴びることができる設備として活用。(NOPPAsauna4を活用)
◎ 簡易トイレを設置し、緊急時における衛生設備として利用。(IESAUNAを活用)
これらのサウナは、災害時でも簡易に設営が可能で、災害現場で調達可能な物資を利用して運営できる設計です。
例えば、現地調達可能なビールケース等を椅子として使用し、ポリタンクからシャワーを提供する仕組みなど、災害時の現実的な対応を目指します。
シャワー時には、環境に配慮した石鹸「シャボン玉石けん」を使用し、自然との調和を重視した取り組みも行います。
NOPPAsauna ホームページ:https://oltas.jp/noppasauna
IESAUNA ホームページ:https://iesauna.com/
シャボン玉石けん:https://www.shabon.com/
令和6年能登半島地震の際、珠洲市での活用事例
■ 今までの災害における実績を展示
イベント会場では、令和6年能登半島地震の際に行った災害用テントサウナの実績を写真と資料で紹介し、災害時にテントサウナがどのように役立つかを具体的にイメージできる展示を行います。
会場には行政関係者やメディアも訪問予定で、災害用テントサウナの有用性を広く知っていただける機会となります。
テント設置前の避難所の様子。
テント設置後の避難所の様子。
雪が降りしきる中、給水車の横に採暖用テントサウナ。
災害ボランティア被災者の方々が採暖室として使用。七尾市
被災地にIESAUNA運搬を運搬している様子
被災地にIESAUNA運搬を設置している様子
■ 目的と今後の展望
今回の展示を通じて、テントサウナが災害時の避難所や衛生環境の改善にどのように寄与できるかを広く知っていただくことを目指しています。
また、Sauna Base SHIFUKUは、NPO日本テントサウナ安全協会とともに、今後、行政や公益団体と災害協定を結び、地域社会の防災インフラの一環として活用されることを目標としています。
「どえりゃあ蒸気源」での展示を皮切りに、災害時の新たな避難所機能としてのテントサウナの可能性に注目が集まることを期待しています。
ぜひ会場でその革新的な取り組みを体験してください。
■ 災害用テントサウナに対するコメント
(株)ウェルビー代表取締役 米田行孝氏
サウナの災害時活用は自然災害の多い日本で大きな可能性が広がっています。
モバイルサウナは災害時避難所の機能を向上させるだけでなく、避難所生活の環境を大幅に改善できます。
モバイルサウナの普及によって、より多くの地域で安全で快適な避難所が提供されることを期待しています。
NPO日本テントサウナ安全協会 代表 竹内純氏
災害時のテントサウナ活用は2011年東日本大震災に日本サウナ・スパ協会の米田さん達が日本で初めて被災地に導入しました。
我々NPO日本テントサウナ安全協会は先行事例を見習い、能登震災で約100基のテントサウナを各地避難所に支援企業の協力で展開中です。
南海トラフ地震が想定される愛知県で、今回Sauna Base SHIFUKUにてデモ展示する事で、自治体や企業の防災テントサウナの備えが広がる事を期待してます。
NPO日本テントサウナ安全協会総合演出家・スチームデザイナーUK|madsaunist(マッドサウニスト) 氏
「災害大国・日本」。今年も地震や河川の氾濫など、多くの災害に直面しました。年々、自然災害への恐怖は増す一方です。もし自分や家族、友人、そして同じ街に住む人々が被災したとき、私たちはどのように行動すればよいのでしょうか?自分のスキルや特技が、どのように役立つのかを真剣に考える必要があります。
災害時には「感染症」のリスクが、私たちの心に不安の影を落とします。そんな中、私は「テントサウナ」を利用した「蒸気浴」の展開を提案します。簡単に設置できるこの空間で、限られた水と資源を使いながら入浴できる環境を整えることで、衛生を保ち、感染症から身を守ることができるのです。そして、温かな蒸気浴を通じて、少しでも多くの方々の心に寄り添い、安らぎを提供したいという思いがあります。
さらに、テントサウナは蒸気浴だけでなく、トイレや授乳室としても利用可能です。プライベートな空間を創り出すことで、安心感をもたらします。考え始めると、次々にアイデアが浮かび、可能性が広がります。
今回のアウトドアサウナイベント「どえりゃあ蒸気源」では、災害時に実際に展開可能なセッティングをご覧いただけます。ぜひ一度、見て、触れて、備えてみてください。
未来に備えるために、私たちの手で確かな一歩を踏み出しましょう。いつか来るその日のために。
■NPO日本テントサウナ安全協会<略称:JTSA>の概要
◆NPO有料資格会員数:40名、無料会員数:600名
◆NPO理事:竹内純(代表)、小澤陽介(madsaunist)
◆NPO事業内容:「NPO日本テントサウナ安全協会」として、テントサウナ活用による防災/安全利用/地域貢献のNPO活動を展開
◆NPOテントサウナ安全協会の過去の実績
1.2021年12月:テントサウナの安全利用と、防災活用を広める消費者NPO団体として創設
2.2022年4月:和歌山県南紀白浜観光協会とタイアップし、地域貢献テントサウナ集客実証実験を開催
3.2022年5月:テントサウナ安全基準を無料公開、(株)マクアケと安全基準につき提携
4.2023年3月:日本初のテントサウナ安全民間資格制度を創設
5.2023年5月:トヨタ自動車(株)とタイアップし、富士スピードウェイにて水素発電カーホ゛ンニュートラルサウナ実証実験を開催
6.2024年1月:石川県七尾市田鶴浜避難所の要請で、断水地区にテントサウナ運営を1/7より開始。
同年1~9月に、七尾市、珠洲市、輪島市、穴水町の各被災地へ、テントサウナの支援送付・運営を継続中
2.参考画像 - 毎日新聞 2022/4/18
6.の参考画像 - 北陸新聞2024/1/9
■ IESAUNAがイベント参戦決定
災害用テントサウナの展開に伴い、本イベントへIESAUNAを体験できるコンテンツが追加されました。
IESAUNAは家庭で本格的なサウナが楽しめる素晴らしい製品です。
今回は、madsaunistが開発したスチームジェネレーター「ヘスティア」を搭載した、施設のサウナに負けないクオリティのIESAUNAを体験することができます。
この機会に、ぜひ体験ください。
◎商品概要
ベランダやお庭で楽しむ家庭用テントサウナ「IESAUNA」
◎商品説明
バイオエタノールを熱源とすることで無煙、一酸化炭素フリー、灰処理不要、電源・電気工事不要。組み立てと収納が簡単で気軽に取り入れやすい家庭用サウナ。
◎実績
累計1300台販売、令和6年能登半島地震で被災地へ無償提供しシャワーや授乳室として活用
令和6年能登半島地震支援活動報告:https://iesauna.com/blogs/news/vanwaves-news20240117
IESAUNAホームページ:https://iesauna.com/
madsaunist開発スチームジェネレーター「ヘスティア」をIESAUNAにインスト
■ イベント情報
イベント名: どえりゃあ蒸気源
開催期間: 2024年10月12日(土)~14日(月・祝)
会場: Sauna Base SHIFUKU(愛知県豊田市)
主催: Sauna Base SHIFUKU / madsaunist
本リリースに関するお問い合わせ
株式会社しふくのとき
Sauna Base SHIFUKU
担当: 船屋隼
電話: 08063566798
メール: info@sfkntk.com
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
関連記事