大藪春彦賞作家・赤神諒氏が、次々に文学賞を受賞! 読書界の注目が集まっています。
『佐渡絢爛』(赤神諒/著) 2024年3月刊 徳間書店
株式会社徳間書店 (本社:東京都品川区上大崎 代表取締役社長:小宮英行)は、赤神諒氏の時代ミステリー長篇『佐渡絢爛(さどけんらん)』(https://www.tokuma.jp/book/b644243.html)が、第14回本屋が選ぶ時代小説大賞(主催:株式会社文藝春秋「オール讀物」編集部)を受賞したことをお知らせ致します。
本作品は、これで、第13回日本歴史時代作家協会賞作品賞と合わせ、W受賞となります。
次々と起こる怪事件の現場には、血塗れの能面が!
佐渡金銀山に隠された恐るべき秘密とはなにか!?
大藪春彦賞受賞作家が放つ痛快時代ミステリー
新潟日報連載中から県内で注目を浴びた話題の作品、加筆修正を経て単行本化!
■著者コメント
赤神諒氏
この度は栄えある賞を賜り、読者の皆様、お世話になりました関係者の皆様に対し、心より感謝申し上げます。
江戸時代の佐渡金銀山は、いろいろな事情で故郷を離れ、あるいは故郷を失くした「旅烏」たちの集った島でした。『佐渡絢爛』はフィクションではありますが、400年前、奇跡の成功を収めた疎水道開鑿プロジェクトの実話をモチーフとして、「ふるさとの再生」をテーマに描いた作品です。
本書を手に取ってくださる方々を通じて、現代日本の各地の故郷に、ささやかな元気をお届けできればと願っております。
――赤神諒
■著者プロフィール
赤神諒(あかがみ・りょう)
1972年京都府生まれ。同志社大学文学部卒業。私立大学教授、法学博士、弁護士。2017年「義と愛と」(のち『大友二階崩れ』に改題)で第9回日経小説大賞を受賞しデビュー。2023年『はぐれ鴉』で第25回大藪春彦賞受賞。2024年『佐渡絢爛』で、第13回日本歴史時代作家協会賞作品賞、第14回本屋が選ぶ時代小説大賞を受賞。他の著書に『大友の聖将(ヘラクレス)』『大友落月記』『醉象の流儀 朝倉盛衰記』『空貝 村上水軍の神姫』『計策師 甲駿相三国同盟異聞』『北前船用心棒 赤穂ノ湊 犬侍見参』『立花三将伝』『太陽の門』『仁王の本願』『誾―GIN―』『火山に馳す 浅間大変秘抄』など多数。
■書誌情報
装画/ヤマモトマサアキ
タイトル:佐渡絢爛(さどけんらん)
著者:赤神諒
定価:2200円(税込)
判型:四六判並製
ページ数:352ページ
発売:2024年3月27日(水)
ISBN:978-4-19-865810-6
【徳間書店】https://www.tokuma.jp/book/b644243.html
【Amazon】https://www.amazon.co.jp/dp/4198658102
【初出】
「新潟日報」2023年3月28日~11月22日掲載
単行本刊行にあたり、加筆改稿。
■本書のあらすじ
帯表4より
■参考:本屋が選ぶ時代小説大賞とは
株式会社文藝春秋の隔月刊小説誌「オール讀物」編集部が主催する文学賞。過去1年間に刊行された時代小説の中から、文芸評論家が候補作を選出し、その後書店店長等から構成される選考委員により大賞が選出される。2011年に創設され、年に一度「オール讀物」誌上で発表されている。
【過去の受賞作】
第1回 伊東潤『黒南風の海――加藤清正「文禄・慶長の役」異聞』(PHP研究所)
第2回 澤田瞳子『満つる月の如し――仏師・定朝』(徳間書店)
第3回 朝井まかて『恋歌』(講談社)
浅田次郎『一路』(中央公論新社)
第4回 岩井三四二『異国合戦――蒙古襲来異聞』(講談社)
第5回 中路啓太『もののふ莫迦』(中央公論新社)
第6回 垣根涼介『室町無頼』(新潮社)
第7回 佐藤巖太郎『会津執権の栄誉』(文藝春秋)
第8回 奥山景布子『葵の残葉』(文藝春秋)
第9回 川越宗一『熱源』(文藝春秋)
第10回 永井紗耶子『商う狼 ―江戸商人 杉本茂十郎―』(新潮社)
第11回 砂原浩太朗『高瀬庄左衛門御留書』(講談社)
第12回 木下昌輝『孤剣の涯て』(文藝春秋)
第13回 村木嵐『まいまいつぶろ』(幻冬舎)
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