会場内でJATAとETCが初のMOU締結










ヨーロッパ観光委員会(ETC)は、2024年9月26日(木)~29日(日)の期間、世界最大級の旅の祭典「ツーリズムEXPOジャパン」(会場:東京ビックサイト)に出展し、業界日、一般入場日共に多数の来場者がブースを訪れヨーロッパ各地の魅力をお伝えしたことをお知らせ致します。



さらに、9月27日、日本旅行業協会(JATA)とヨーロッパ観光委員会(ETC)はこの会場内でMOU (Memorandum of Understanding=基本合意書) を締結しました。両者がMOUを締結するのは今回が初めてであり、今回のMOUではサステナブル観光の振興・発展における協力をかかげており、共同プロジェクトの実施や知識、好事例の共有などを実施する予定です。8月にはJATAのアウトバウンド促進協議会(JOTC)欧州部会とETC・ヨーロッパ観光委員会日本支部(ETCJ)で共同プロジェクト「美味しいヨーロッパ」を開始しました。このプロジェクトでは、食文化をテーマに、有名地のみならず、まだ知られていない地域の名物料理と共にその土地と食の魅力を伝える取組みを行います。



さらに、27日(木)の商談会終了後には会場にて、旅行業界・メディア関係者をお招きし、ETC加盟各国政府観光局との交流イベント「ネットワーキングの夕べ」を開催しました。ヨーロッパ各地のワインや地酒を飲みながら、日頃お世話になっている皆様方との楽しい歓談を行いながら、今後に活かせる情報交換の場となりました。

クイズとスタンプラリーの様子

一般入場日には、ヨーロッパ各国の魅力を体験いただくクイズに600名以上の方々にご参加いただき、各国の魅力や知られざる情報を楽しみながら学んでいただきました。ブース横断型の「ヨーロッパを巡ろう!スタンプラリー」では、ETCブースにて2300名の方々に専用パスポートを配布し、ヨーロッパ周遊の旅をイメージし各地域の特色に触れながらブースを巡っていただきました。ブースは終日にぎわい、「新しい発見があった」「旅行したい場所が増えた」などの声が多く寄せられました。

基調講演の様子

また、来日したETC Executive Director・CEOのEduardo Santander (エドゥアルド・サンタンデール)が「観光交流人口の拡大」をテーマとした基調パネルディスカッションに参加をしました。基調講演ではEduardo Santanderは下記のように述べました。「世界的な観光業の回復に伴い、持続可能性は引き続き重要な課題であります。この夏、過密な観光スポットがメディアに取り上げられたことで、観光の流れを包括的によりよく管理することが急務であることが浮き彫りになりました。日本で私たちがヨーロッパのプロモーションを行う際、まだあまり知られていない観光地を訪れること、オフシーズンに旅行することの価値を強調しています。このアプローチにより、観光客はより豊かな体験を楽しむことができ、同時に地域社会や経済にもプラスの影響を与えることが可能です。」



ヨーロッパ観光委員会((European Travel Commission) )について
ヨーロッパ観光委員会は、欧州各国の観光団体を代表する組織です。1948年に設立されたETCの使命は、観光地としての欧州の持続可能な発展を強化し、各国市場でヨーロッパ観光を広報宣伝することにあります。現在ETCには35の観光局が加盟しており、ベストプラクティスの共有、マーケット情報の提供、プロモーションなどの協力を通じて、多様性に富んだ欧州のすべての観光地の観光価値を高めるために活動しています。
ETCについて:https://etc-corporate.org/
ヨーロッパ公式旅行情報サイト:https://visiteurope.com/ja/





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