株式会社学情(本社:東京都中央区)は、2026年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に、インターネットアンケートを実施。今回は、「SDGsへの関心」について調査しました。約6割の学生が、普段の生活の中で、SDGsを意識していると回答。「環境に配慮した製品や、SDGsに積極的に取り組んでいる企業の製品を購入するようにしている」「エコバッグやマイボトルを持参するようにしている」といった声が寄せられました。また、9割に迫る学生が「SDGsに取り組む企業は好感が持てる」と回答しました。SDGsの17のテーマで、企業が取り組んでいると好感が持てるものは、「持続可能なまちづくりと地域社会」が最多。次いで、「ジェンダーの平等」、「貧困をなくす」が続きました。「自分や身近な人の暮らしに直結するテーマを重視している」などの声が寄せられています。
【TOPICS】
(1)「普段の生活の中で、SDGsについて意識することがある」と回答した学生が約6割
(2)「SDGsに取り組む企業は好感が持てる」と回答した学生が9割に迫る
(3)SDGsの17のテーマで、企業が取り組んでいると好感が持てるものは「持続可能なまちづくりと地域社会」が最多
【調査の背景】
Z世代は、脱プラスチックや食品ロス削減などサステナブル商品への関心が高く、企業はZ世代を意識した商品開発やコミュニケーションを展開し始めています。Z世代にあたる2026年卒の学生は、「SDGs」についてどのように考えているのか調査しました。
(1)「普段の生活の中で、SDGsについて意識することがある」と回答した学生が約6割
普段の生活で、SDGsについて意識することがあると回答した学生が59.1%に上りました。約6割の学生が、普段の生活の中でSDGsについて意識していることが分かります。「環境に配慮した製品や、SDGsに積極的に取り組んでいる企業の製品を購入するようにしている」「エコバッグやマイボトルを持参するようにしている」「食材を買い過ぎないようにする、賞味期限が近いものから食べるなど、食品ロスの削減に取り組んでいる」「身の回りのモノをなるべく長く使うことで、無駄な消費を減らすようにしている」などの声が上がりました。「子ども食堂のボランティアに参加している」など、自身で積極的なアクションを起こしているという声も寄せられました。
(2)「SDGsに取り組む企業は好感が持てる」と回答した学生が9割に迫る
SDGsに取り組む企業について、「好感が持てる」と回答した生が56.4%に上りました。「どちらかと言えば好感が持てる」30.6%を合わせると、9割に迫る学生が「SDGsに取り組む企業は好感が持てる」としています。
(3)SDGsの17のテーマで、企業が取り組んでいると好感が持てるものは「持続可能なまちづくりと地域社会」が最多
SDGsの17のテーマで、企業が取り組んでいると好感が持てるものは、「持続可能なまちづくりと地域社会」が35.3%で最多。次いで、「ジェンダーの平等」33.8%、「貧困をなくす」31.5%が続きました。「自分や身近な人の暮らしに直結するテーマを重視している」「企業は個人よりも取り組みによって生まれる影響力が大きいため、規模の大きい課題に取り組んでいるほうがより好感が持てる」などの声が寄せられました。
■調査概要
・調査期間:2024年8月22日~2024年9月12日
・調査機関:株式会社学情
・調査対象:「あさがくナビ2026(ダイレクトリクルーティングサイト会員数No.1)」へのサイト来訪者
・有効回答数:337件
・調査方法:Web上でのアンケート調査
※各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式回答の合計が100.0%にならない場合があります。
■株式会社学情とは
株式会社学情は、「つくるのは、未来の選択肢」をパーパスに、20代社会人・学生の転職・就職を支援するサービスを提供しています。一貫してキャリアの起点となる「初めての転職」「就職」を支援。これからを担う世代にひとつでも多くの選択肢を示すことで、働き手・企業・社会の未来に貢献していきます。
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