シャオミ、ライカと共同開発のトリプルカメラシステム搭載ハイエンドスマホ「Xiaomi 14T」シリーズ発表

シャオミ・ジャパンは10月10日、ライカとの共同開発によるトリプルカメラシステムを搭載したハイエンドスマートフォン「Xiaomi 14T」シリーズを発表した。ラインアップは、「Xiaomi 14T Pro」と「Xiaomi 14T」の2機種を用意している。

「Advanced AI」で画像や動画の生成も簡単に

Xiaomi 14Tシリーズは、ライカと共同開発したカメラシステムの搭載によって、いつでもどこでも心躍る撮影ができるハイエンドスマートフォン。日常生活や仕事での情報収集・整理、翻訳などの効率を向上させ、画像や動画の生成も可能な「Advanced AI」をはじめ、高性能CPU、超急速充電に対応した大容量バッテリ、おサイフケータイ機能も備えている。

Xiaomi 14T ProとXiaomi 14Tともに、6.7インチ有機EL(AMOLED)ディスプレイ(解像度2712×1220)、メモリ12GBを搭載。OSは、Android 14(Xiaomi HyperOS)を採用する。

Xiaomi 14T Proは、ライカとの共同開発によるトリプルカメラシステムを搭載し、マクロから望遠までさまざまな画角で誰でも簡単に印象的な写真を撮れる。「ライカ Summilux」光学レンズは従来機種よりもアップグレードされ、大口径の絞りと優れた光学性能を備えており、低光量の環境でもディテールを捉えられ、優れた色味、コントラスト、解像度で美しい雰囲気を再現できる。

カスタムされた大型イメージセンサー「Light Fusion 900」によって、13.5EVの高いダイナミックレンジとネイティブ14ビットの色深度に対応し、これまでにない光と影のディテールを捉えられるので、昼夜問わず繊細かつ自由な記録を可能にしている。

静止画撮影では、被写体の陰影と色味を自然にチューニングしてくれる「Leicaポートレートモード」や、被写界深度とディテールを強化し、23mm~75mmの焦点領域でのポートレートスタイルを実現する「マスターポートレートモード」の、2種類のポートレート撮影モードを利用できる。また動画撮影では、デフォルトで2.39:1のフィルムアスペクト比になり、映画のような背景ぼかし効果が得られ、焦点切り替え機能によって映画や物語のような動画撮影を可能にする「映画モード」、Rec.2020によるダイナミックな10ビット動画を撮影でき、プロレベルのクオリティに仕上げられる「Master Cinemaモード」を備えている。

バッテリは5000mAhの大容量で、超急速充電に対応しているため、バッテリ切れの状態から19分で100%まで充電可能となっている。また、充電回数(充電サイクル)が1600回に達しても80%の最大容量を維持する長寿命を実現した。

さらに、AI処理に優れたフラッグシップチップ「MediaTek Dimensity D9300+」とGoogle Geminiを搭載し、画面をなぞるだけで検索ができる「かこって検索」や、写真の背景に合わせて周辺の様子を生成して背景を拡大する「AI拡大」機能をはじめ、文字起こしや字幕の生成、翻訳といった言語機能など、多彩なAI機能の利用をサポートする。

そのほか、IP68準拠の防水・防じん性能や、おサイフケータイ機能なども備えている。

ストレージ容量は256GBまたは512GBで、対応無線通信はIEEE802.11a/b/g/n/ac/ax/be準拠の無線LANと、Bluetooth 5.4。サイズは幅75.0×高さ160.0×奥行き8.4mmで、重さは約209g。カラーは、チタンブラック、チタングレー、チタンブルーの3色。

販売チャネルはソフトバンク、オープンマーケット。

Xiaomi 14Tは、CPUに高い処理性能を誇るMediaTek Dimensity 8300-Ultra、リフレッシュレート144HzのAIディスプレイを搭載し、AI機能も利用できる。また、IP68準拠の防水・防じん性能やおサイフケータイ機能を備えており、15分間で約50%まで充電可能な出力67Wの急速充電器が付属している。

ストレージ容量は256GBで、対応無線通信はIEEE802.11a/b/g/n/ac/ax準拠の無線LANと、Bluetooth 5.4。サイズは幅75.1×高さ160.5×奥行き7.8mmで、重さはガラスモデルが約195g、PUレザーモデルが約193g。カラーは、チタンブルー、チタングレー、レモングリーンの3色(レモングリーンは、au Online Shop/UQ mobileオンラインショップでのみ購入可)。

販売チャネルはau、UQ mobile。