ヴェクソンインターナショナル株式会社(本社:東京都千代田区 代表取締役:兼久隆史)は、“真の課題“を抽出し解決する『意思決定支援のプロセス』を2024年10月20日(日)に発売いたしました。
本書について
― 意思決定支援者としての役割を求められる看護師たちへ ―
課題は情報収集と情報提供だけでは解決しない。糸口は「傾聴の先」にあり!
本書は20年来の医療コーディネーター、訪問看護師としての実践から生まれた意思決定支援ガイドです。
本書の特長
忙しいナースにも使いこなせる「課題を見つけるチャート」による意思決定支援のプロセスを解説!
著者が患者・家族から受けた10の相談事例について、介入から解決までを解説!
付録ページ
QRコードの読み取りで、意思決定支援に関する指針作成に役立つ講義動画「意思決定支援のプロセス」(20分)を視聴できます。
目次
はじめに
目次
第1章 意思決定支援のABC
「説明して、傾聴して、それからどうしたらいいの?」
──私が医療コーディネーター(意思決定支援者)になったわけ
意思決定支援は「決める」ことのお手伝い ── 患者の「決められない原因」を見つける
意思決定支援を迷わせる「真の課題」の見つけ方 ── 解決の糸口は「傾聴の先」にある
「傾聴」の落とし穴 ──「支援という名の押し付け」になっていないか
第2章 意思決定支援の手順と方法
患者が納得のいく医療や療養方針を決めるための推奨手順
意思決定に「知識」が課題となる場合 ── 患者がもっている情報や知識を精査する
意思決定に「価値観」が課題となる場合 ── 価値観を言語化する
意思決定に「手段」が課題となる場合 ── 現在の治療について見直してみる
意思決定に「感情」が課題となる場合 ──「理解」と「納得」のギャップを埋める
第3章 患者・家族からの意思決定支援の相談事例10
● 意思決定に「知識」が課題となる場合
事例1「がんの専門病院を、セカンドオピニオンではなく初診から受け直したい」
── 地元の病院で膵がんと診断されたHさんからの相談
事例2「母を自宅に連れて帰りたい。胃ろうは造るべきか」
── 脳梗塞を患う患者の息子・Iさんからの相談
● 意思決定に「価値観」が課題となる場合
事例3「療養中の夫の主治医に不満! もっといい病院に移ってほしい」
── 濾胞性悪性リンパ腫を患う患者の妻・Jさんからの相談
事例4「必要だとわかっていても、妻の緩和ケア病棟への申し込みができない」
── 大腸がんを患う患者の夫・Kさんからの相談
事例5「まだ手立てはあるのではないか?と治療を諦めきれない」
── 心不全を患う患者の妻・Lさんからの相談
● 意思決定に「手段」が課題となる場合
事例6「医師の勧める抗がん薬治療は受けたくない」
── 乳がんを患う患者・Mさんからの相談
● 意思決定に「感情」が課題となる場合
事例7「医療費の無駄だから、孫の手術をやめて」
── 生まれてから何度も手術を繰り返している患者の祖母・Nさんからの相談
事例8「家族には申し訳ないが、最期は入院して一人で過ごしたい」
── 末期の大腸がんで自宅療養中のOさんからの相談
事例9「干渉されたくない。でも不安でどうしたらいいかわからない」
── 肺がんを患う一人暮らしのRさんからの相談
事例10「ずっと家にいたい。でも家族に面倒をかけたくないから言えない」
── 悪性リンパ腫を患い自宅療養中のSさんからの相談.
第4章 看護師からのQ&A
● 意思決定支援をめぐる看護師からよく聞かれる質問
Q1「忙しくて患者さんの話をじっくりと聞く時間がありません。多忙な病棟で
どうやって意思決定に関わる時間をつくったらいいでしょうか?」
Q2「傾聴が苦手です。どうしたらいいでしょうか?」
Q3「患者さんや家族の訴えに共感できないことがあります」
Q4「患者さんや家族との関係性を築く接し方のコツはありますか?」
Q5「2024年度診療報酬改定で各医療機関が意思決定支援に関する指針を
決めることになりましたが、指針作成の注意点はありますか?」
Q6「管理者として、意思決定支援の教育をどのように行ったらよいでしょうか?」
Q7「訪問看護での意思決定支援のポイントはありますか?」
Column
1. 中学生への「いのちの授業」── 死をめぐる問いと多様性
2. 高齢者が動物と暮らしたいと思う理由
おわりに
・書籍概要
“真の課題”を抽出し解決する『意思決定支援のプロセス』
著者:岩本ゆり
定価:3,080円(本体2,800円+税)
判型:A5判
頁数:144頁
ISBN:978-4-910689-09-8
発行所:ヴェクソンインターナショナル株式会社
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“真の課題”を抽出し解決する『意思決定支援のプロセス』
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●ヴェクソンインターナショナル株式会社について
ヴェクソンインターナショナル株式会社は医療従事者の皆さまを対象にICT「Information and Communication Technology(情報通信技術)」を駆使した様々な教育コンテンツの企画・運営を行い提供している会社です。
当社は医療の発展とともに、その時代に即した研修・教育を医療従事者の皆さまへ提供することを主な事業としております。その中で当社が特に注力しているのは看護分野であり、看護の入り口である基礎看護から、病院での臨床看護、地域における訪問看護、そして看護管理に至るまでの幅広い看護業務に対応できる教育コンテンツを開発しています。現在では当社のオンラインサービスを利用している病院等の施設は約1800病院にまで拡大いたしました。様々な医療関連団体様と連携し、病院が抱く教育面についての要望に対して良質なコンテンツを提供しております。近年では大学病院看護部長経験者をはじめとした看護の専門家によってコンテンツ作成を内製化して、実際の臨床現場での業務経験に基づいた教育コンテンツを提供することで他社との差別化を図っております。これからも、医療業界に求められるサービスの提供を目指し教育コンテンツの更なる品質向上に絶えず取り組んでまいります。
●会社概要
会社名:ヴェクソンインターナショナル株式会社
代表者:代表取締役 兼久 隆史
設立:2004年(平成16年)4月
資本金:6380万円
所在地:東京都千代田区神田錦町3-15 NTF竹橋ビル8階
事業内容:
・ヘルスケア分野(医療・福祉等)における事業計画・実施及びコンサルタント業務全般
・医療・福祉・保健における教育研修業務
・システムの企画、開発、設計、販売、管理等の業務
・出版業務
連絡先:TEL 03-6272-8408/FAX 03-6272-8409
URL:https://www.vexon-intnl.com/
E-mail:info@vexon-intnl.com
●各種サービスに関するお問い合わせ先
HP内「お問い合わせ」よりご連絡ください
▽各種看護研修▽ S-QUE研究会 https://s-que.net/
▽医療・看護専門のオンライン配信業務▽ トルミル https://torumiru.vexon.jp/
▽基礎看護学習▽ √ナース https://rootnurse.com/
▽出版業務▽ ヴェクソン医療看護出版 https://www.vexonbooks.jp/
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