パナソニック コネクト株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役 執行役員プレジデント・CEO:樋口 泰行、以下、パナソニック コネクト)は、2024年10月16日に発表された「2024年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)」で、頑丈ノートパソコンのタフブックとプロジェクターの合計3件、グッドデザイン賞を受賞しました。なお、パナソニックグループ全体ではグッドデザイン・ベスト100に2件選定され、合計39件のグッドデザイン賞を受賞しています。
パナソニック コネクトは、2023年4月よりデザイン部門とマーケティング部門を統合し、企業活動のあらゆる顧客接点にデザイン&マーケティングが参加する体制を構築しています。開発や営業など様々な部門と緊密に連携し、企業全体に「顧客起点」の考え方を浸透させる経営変革を実行しており、インクルーシブデザイン(※1)の導入も推進しています。この度の受賞は現場にお役立ちする顧客起点に立ったデザイン推進として、その評価を得たものと考えています。

■今回のパナソニック コネクトの受賞対象について
1)頑丈ノートパソコン Panasonic TOUGHBOOK(タフブック)FZ-55シリーズ
・受賞カテゴリー:パソコン・パソコン周辺機器
・概要:オフィスでも屋内外で作業する現場でも安心して使える頑丈ノートPC。不意の落下や、埃や水滴のかかる環境下での作業を可能にする頑丈さと、約2.08 kgの軽量ボディーかつハンドル装備による持ち運びやすさを両立。必要な機能をお客様自身で後付け可能なモジュラー構造を採用することで、機器の長期利用を促し環境負荷の低減にも貢献。
・デザインのポイント:
1. 粉塵や水滴のかかる現場でも安心して仕事ができる頑丈性
2. 現場でもオフィスでも様々な場所で使えるコンパクトデザイン
3. 現場でもオフィスでも効率よく業務ができる機能と拡張性
・審査委員の評価:
十分な防塵防滴性能、落下や振動などへの対策が施された頑丈さ、剥き出しのまま持ち運ぶことを想定したハンドルなど、ノートパソコンとして過酷な現場の要求に応えられる堅牢性を体現している。また、モジュラー構造により、ユーザー自身で容易にドライブやバッテリーの増設および交換ができるようになっており、さまざまな用途に柔軟に対応できることから、製品の長期間の利用を可能にしている点も、ユーザーからの信頼感を得ることに貢献していると評価できる。
・詳細情報:https://connect.panasonic.com/jp-ja/products-services/tough/lineup/55-a

2)液晶レーザープロジェクター PT-CMZ50(※2)
・受賞カテゴリー:映像機器
・概要:スクリーン面から僅か1 cmの設置距離で80インチを映し出せる超短焦点型のプロジェクター。壁際設置によりプレゼンターの影が入りづらく映像を妨げる心配が不要。静音モード時25dBの静音設計のため、プロジェクターの近くでも動作音が気にならず、静かな環境が求められる会議や授業環境に最適。
・デザインのポイント:
1. スクリーン直上への設置でもプレゼンターや視聴の邪魔をしない人と空間に調和させたデザイン
2. 動作音が主に排出される吸排気孔を側面に配し静音性を追求した視聴体験の向上
3. 明るいオフィスや暗い展示会場に合わせたカラーラインナップに留まらず、色調をパナソニック コネクト住設機器群と統一
・審査委員の評価:
昨今のハイブリッドな会議スタイルに適応し、対面・リモート双方の参加者に快適な利用環境を提供するデザインを実現した。超短焦点設計により、壁際からの大画面投影が可能であり、静音設計と高出力スピーカーの組み合わせは会議参加者の快適な環境づくりを促進する。様々なオフィス環境下で省スペース性と使いやすさを両立させ、業務用途における効率的なコミュニケーションを促進する優れたデザインといえる。
・詳細情報:https://connect.panasonic.com/jp-ja/products-services/projector/lineup/cmz50


3)1チップDLP(R)レーザープロジェクター PT-RQ7/PT-RQ6/PT-RZ7/PT-RZ6(※3)
・受賞カテゴリー:映像機器
・概要:高い映像表現力を備えイマーシブ演出に特化した業務用4Kプロジェクター。新搭載の「デジタルアートモード」により、デジタルミュージアムなどの演出に最適な色彩・コントラストを実現。加えて小型軽量化による可搬性の向上は、設置と撤去を繰り返す巡回展示の現場ワークフローを効率化。
・デザインのポイント:
1. 運搬・設置・撤去まで一連の現場ワークフローを効率化する小型軽量の可搬性デザイン
2. 従来機種とフォルムを統一し複数台でも空間に馴染むことで没入体験を最大化
3. 資源の循環型に向けたリサイクル材料採用による環境負荷軽減
・審査委員の評価:
映像没入型の体験イベントが増える中、搬入と展示を繰り返す作業者の負担軽減をも考慮された製品である。GUIの分かりやすさや操作部やコネクターの位置と表示、さらには梱包箱からの取り出しやすさまでを配慮した、まさに愛のあるデザインである。基本は来場者の没入体験を邪魔しない黒子的製品だが、それをしっかりと誠実なデザインでまとめ上げた点が高い評価を得た。
・詳細情報:https://connect.panasonic.com/jp-ja/products-services/projector/lineup/rq7

パナソニック コネクトは、「現場から 社会を動かし 未来へつなぐ」をパーパスにかかげ、現場にイノベーションをもたらすことで多様な人々が幸せに暮らせる、持続可能な社会の実現を目指してまいります。

※1 インクルーシブデザインとは、高齢者や障がい者、性別や人種などのマイノリティといった、これまで機能的・心理的なニーズを見過ごされてきた人々が、企画や開発の初期段階からデザインプロセスに参加し共創する手法です。
※2 日本での品番表記はPT-CMZ50Jです。
※3 日本での品番表記はPT-RQ7JL/PT-RQ6JL/PT-RZ6Jです。また、PT-RZ7は日本での販売ありません。

■参考
パナソニック コネクトのデザインについて
https://connect.panasonic.com/jp-ja/about/who-we-are/design

あたらしい「やさしさ」をつくる パナソニック流インクルーシブデザインの追求
https://news.panasonic.com/jp/stories/15709

プレスリリース「デザインとマーケティング部門を統合『デザイン&マーケティング本部』発足」(2023年3月30日)
https://news.panasonic.com/jp/press/jn230330-7

【パナソニック コネクト株式会社について】
パナソニック コネクト株式会社は2022年4月1日、パナソニックグループの事業会社制への移行に伴い発足した、B2Bソリューションの中核を担う事業会社です。グローバルで約28,300名の従業員を擁し、売上高は1兆2,028億円(2023年度)を計上しています。「現場から 社会を動かし 未来へつなぐ」をパーパス(企業としての存在意義)として掲げ、製造業100年の知見とソフトウェアを組み合わせたソリューションや高度に差別化されたハードウェアの提供を通じて、サプライチェーン、公共サービス、生活インフラ、エンターテインメント分野のお客様をつなぎ、「現場」をイノベートすることに取り組んでいます。また、人と自然が共存できる豊かな社会・地球の「サステナビリティ」と、一人ひとりが生きがいを感じ、安心安全で幸せに暮らすことができる「ウェルビーイング」の実現を目指しています。
また、「人権の尊重」と「企業価値の向上」を目的に、DEI(Diversity, Equity & Inclusion)推進を経営戦略の柱のひとつに位置づけ、多様な価値観を持つ一人ひとりがイキイキと力を発揮できる柔軟性の高い企業文化の改革に取り組んでいます。

▼パナソニック コネクト株式会社 ウェブサイト
https://connect.panasonic.com
▼パナソニック コネクト Newsroom
https://connect.panasonic.com/jp-ja/newsroom
▼パナソニック コネクト DEI(Diversity, Equity & Inclusion)
https://connect.panasonic.com/jp-ja/about/sustainability/dei

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